こんにちは、ブクログ通信です。
「ブクログ」20周年を記念した振り返り企画!第1弾に続き、今回は「ブクログ年間ランキング」を遡り、各年の人気作を振り返ってゆきます!
懐かしのあの本や、当時話題を呼んだ本など目白押しですので、ぜひみなさんの思い出とともに振り返ってみてくださいね。
2009年の一冊
2010年の一冊
2011年の一冊
2012年の一冊
2013年の一冊
2014年の一冊
2015年の一冊
2016年の一冊
2017年の一冊
2018年の一冊
2019年の一冊
2020年の一冊
2021年の一冊
2022年の一冊
2023年の一冊
2009年の一冊:村上春樹『1Q84』
発売早々200万部超えの大ヒット!社会現象を巻き起こした衝撃の長編作!
あらすじ
スポーツインストラクターの青豆は、危険な裏家業を持つ。数学の予備校講師をしながら小説家になるべく新人賞に応募している天吾は、親しい編集者・小松からある重大かつセンシティブな仕事を持ちかけられた。二人は気づかぬうち、別々のルートから「1Q84年」の世界へと入りこんでいた。かつて孤独な少年少女だった二人は、現実世界へと戻り、再会を果たすことができるのか?
2010年の一冊:岩崎夏海『もし高校野球の女子マネージャーがドラッカーの『マネジメント』を読んだら』
「もしドラ」の愛称でおなじみ!前田敦子さん主演で映画化もされた超話題作!
あらすじ
公立高校野球部のマネージャーみなみは、ふとしたことでドラッカーの経営書「マネジメント」に出会います。はじめは難しさにとまどうのですが、野球部を強くするのにドラッカーが役立つことに気付きます。みなみと親友の夕紀、そして野球部の仲間たちが、ドラッカーの教えをもとに力を合わせて甲子園を目指す青春物語。
2011年の一冊:ウォルター・アイザックソン『スティーブ・ジョブズ I』
スティーブ・ジョブズさんが唯一全面協力した、本人公認の決定版評伝!
あらすじ
取材嫌いで有名なスティーブ・ジョブズさんが唯一全面協力した、本人公認の決定版評伝!未来を創った、今世紀を代表する経営者のすべてを描き切った「最初で最後の一冊」!
2012年の一冊:東野圭吾『プラチナデータ』(幻冬舎文庫)
二宮和也さん、豊川悦司さん共演の映画が話題になったサスペンス大作!
あらすじ
舞台は2017年、日本。DNA捜査が発達し、国民の遺伝子情報から犯人を特定することで検挙率は100%に達しようとしていた。ある日、捜査システムの開発者が死体で見つかった。神楽龍平は事件解決のためシステムを起動するが、コンピューターが告げた犯人は、なんと龍平自身だった……。国家政策で集められた国民の遺伝子情報「プラチナデータ」。そこに隠された陰謀と事件の真相に、龍平はたどり着くことができるのか——。
2013年の一冊:佐々木圭一『伝え方が9割』
コピーライターの著者が、膨大な時間とトライ&エラーで導き出した方法論とは?
あらすじ
誰かをデートに誘いたい時、「デートしませんか?」という同じ内容であっても、伝え方によって成功の結果が変わる!?伝え方にはシンプルな技術があるのだ。
2014年の一冊:岸見一郎『嫌われる勇気 自己啓発の源流「アドラー」の教え』
ビジネス書として異例の大記録、シリーズ累計1300万部突破!対話形式で学ぶ「アドラー心理学」。
あらすじ
フロイト、ユングと並び「心理学の三大巨頭」と称されるアルフレッド・アドラー。彼の思想であるアドラー心理学を、「青年と哲人の対話篇」という物語形式に沿ってまとめた一冊。アドラー心理学は欧米で絶大な支持を誇り、「どうすれば人は幸せに生きることができるか」という哲学的な問いに対して、極めてシンプルかつ具体的な<答え>を示します。
2015年の一冊:又吉直樹『火花』
お笑い芸人「ピース」又吉さんが芥川賞を受賞して話題に!
あらすじ
売れない芸人・徳永は、熱海の花火大会で漫才を披露していたが、花火が主役のこの場において、彼らの芸を見ている者などほとんど皆無だ。彼らの次に舞台に立った男。それが神谷だった。彼の常識に囚われない笑いに、雷が落ちるほどの衝撃を受けた徳永は、神谷を師と仰ぎ、飲みの席で弟子入りを志願する。神谷は「俺の伝記を書く」ことを条件に、徳永を受け入れるが……。
2016年の一冊:村田沙耶香『コンビニ人間』
芥川賞受賞作!全世界に共感の嵐を巻き起こした、これまでにないヒューマンドラマ!
あらすじ
36歳未婚女性、古倉恵子。大学卒業後も就職せず、コンビニのバイトは18年目。彼氏なし。ある日、新入りの男性・白羽がやってきて、そんな生き方は恥ずかしいと突きつけるが——。「普通」とは何かを問う衝撃作。
2017年の一冊:住野よる『君の膵臓をたべたい』(双葉文庫)
デビュー作ながら堂々の大ヒット!浜辺美波さん、北村匠海さん主演で映画化も!
あらすじ
高校生の「僕」は、クラスでは目立たない地味な存在だ。誰もやりたがらない図書委員を一人でやっている。ある日、病院で忘れ物の本を拾った僕は、それがクラスメイトである桜良のものだと知る。本のタイトルは「共病文庫」。膵臓を患っている桜良の日記のようだ。その日から、学校の人気者の桜良と冴えない僕の交流が始まった……。
2018年の一冊:宮下奈都『羊と鋼の森』(文春文庫)
本屋大賞受賞作!山﨑賢人さん主演で映画化もされた感動作。
あらすじ
高校生の時、偶然ピアノ調律師の板鳥と出会って以来、調律の世界に魅せられた外村。ピアノを愛する姉妹や先輩、恩師との交流を通じて、成長してゆく青年の姿を、温かく静謐な筆致で綴った感動作。
2019年の一冊:前田裕二『メモの魔力 The Magic of Memos』(NewsPicks Book)
起業家・前田裕二さんが伝授する渾身のメモ術!
あらすじ
メモの魔力を手にした時、あなたは、何者にでもなれる。「本当のメモの世界」へ、ようこそ。
2020年の一冊:伊坂幸太郎『逆ソクラテス』
伊坂幸太郎さん史上、最高の読後感で贈るデビュー20周年記念作!
あらすじ
学力も運動もそこそこの小学6年生の僕は、転校生の安斎からある作戦を持ちかけられる。カンニングから始まったその計画は、クラスメイトや担任を巻き込み予想外の結末を迎える——。世界をひっくり返す無上の全5編を収録!
2021年の一冊:朝井リョウ『正欲』
ブクログランキング常連!稲垣吾郎さん、新垣結衣さん共演で映画化もされた問題作!
あらすじ
自分が想像できる“多様性”だけ礼賛して、秩序整えた気になって、そりゃ気持ちいいよな——。息子が不登校になった検事・啓喜。初めての恋に気づく女子大生・八重子。ひとつの秘密を抱える契約社員・夏月。ある事故死をきっかけに、それぞれの人生が重なり始める。だがその繫がりは、“多様性を尊重する時代”にとって、ひどく不都合なものだった——。
2022年の一冊:凪良ゆう『流浪の月』(創元文芸文庫)
広瀬すずさん、松坂桃李さん共演で映画化も!新しい人間関係への旅立ちを描いた、息をのむ傑作小説。
あらすじ
あなたと共にいることを、世界中の誰もが反対し批判するはずだ。それでも文、わたしはあなたのそばにいたい——。再会すべきではなかったかもしれない男女が再会した時、運命は周囲を巻き込みながら疾走する。
2023年の一冊:杉井光『世界でいちばん透きとおった物語』(新潮文庫)
紙ならではの仕掛けに「あっ!」と驚く!?話題を読んだミステリー作!
あらすじ
大御所ミステリ作家の宮内彰吾が死去した。妻帯者ながら多くの女性と交際していた宮内は、その中の一人との間に子供まで作っていた。それが僕だ。父が遺した小説『世界でいちばん透きとおった物語』について知りたいという宮内長男からの連絡をきっかけに、遺稿探しが始まり——?
いかがでしたか?
今でも衰え知らずの人気作ばかりでしたね。2024年の一冊も楽しみです!
みなさんのおすすめ作がありましたら、ぜひブックリストなどで教えてくださいね!