ブクログユーザーさんの「2023年私のベスト本」!

こんにちは、ブクログ通信です。

ブクログが毎月開催している「ブックリスト特別企画」から、ブクログユーザーのみなさんにお寄せいただいた素敵なブックリストの中で、特に人気の高かったベスト本をご紹介!

今回は、12月に開催した「#2023年私のベスト本」からの10作品です!
みなさんが選んだベスト本を、ぜひ本棚登録してみてくださいね。

ブクログユーザーさんベスト本10選

凪良ゆう『汝、星のごとく』
辻村深月『傲慢と善良』
杉井光『世界でいちばん透きとおった物語』
朝井リョウ『正欲』
夕木春央『方舟』
青山美智子『お探し物は図書室まで』
安壇美緒『ラブカは静かに弓を持つ』
逢坂冬馬『同志少女よ、敵を撃て』
浅倉秋成『六人の嘘つきな大学生』
町田そのこ『52ヘルツのクジラたち』

1.凪良ゆう『汝、星のごとく』

汝、星のごとく
凪良ゆう『汝、星のごとく
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内容紹介

風光明媚な瀬戸内の島に育った高校生の暁海と、自由奔放な母の恋愛に振り回され島に転校してきた櫂。ともに心に孤独と欠落を抱えた二人は、惹かれ合い、すれ違い、そして成長してゆく。生きることの自由さと不自由さを描き続けてきた著者が紡ぐ、ひとつではない愛の物語。

凪良ゆうさんの作品一覧

2.辻村深月『傲慢と善良』(朝日文庫)

傲慢と善良 (朝日文庫)
辻村深月『傲慢と善良 (朝日文庫)
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内容紹介

婚約者・坂庭真実が姿を消した。その居場所を探すため、西澤架は、彼女の「過去」と向き合うことになる。「恋愛だけでなく生きていくうえでのあらゆる悩みに答えてくれる物語」と読者から圧倒的な支持を得た作品が文庫化!

辻村深月さんの作品一覧

3.杉井光『世界でいちばん透きとおった物語』(新潮文庫)

世界でいちばん透きとおった物語 (新潮文庫)
杉井光『世界でいちばん透きとおった物語 (新潮文庫)
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内容紹介

大御所ミステリ作家の宮内彰吾が死去した。妻帯者ながら多くの女性と交際していた宮内は、その中の一人との間に子供まで作っていた。それが僕だ。父が遺した小説『世界でいちばん透きとおった物語』について知りたいという宮内長男からの連絡をきっかけに、遺稿探しが始まり——?

杉井光さんの作品一覧

4.朝井リョウ『正欲』(新潮文庫)

正欲 (新潮文庫)
朝井リョウ『正欲 (新潮文庫)
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内容紹介

自分が想像できる“多様性”だけ礼賛して、秩序整えた気になって、そりゃ気持ちいいよな——。息子が不登校になった検事・啓喜。初めての恋に気づく女子大生・八重子。ひとつの秘密を抱える契約社員・夏月。ある事故死をきっかけに、それぞれの人生が重なり始める。だがその繫がりは、“多様性を尊重する時代”にとって、ひどく不都合なものだった——。

朝井リョウさんの作品一覧

5.夕木春央『方舟』

方舟
夕木春央『方舟
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内容紹介

大学時代の友達と従兄と一緒に山奥の地下建築を訪れた柊一は、偶然出会った三人家族とともに地下建築の中で夜を越すことになった。翌日の明け方、地震が発生し、扉が岩でふさがれた。さらに地盤に異変が起き、水が流入。そんな矢先に殺人が起こった。誰か一人を犠牲にすれば脱出できる。生贄には、その犯人がなるべきだ。タイムリミットまでおよそ1週間。それまでに、僕らは殺人犯を見つけなければならない。

夕木春央さんの作品一覧

6.青山美智子『お探し物は図書室まで』(ポプラ文庫)

お探し物は図書室まで (ポプラ文庫)
青山美智子『お探し物は図書室まで (ポプラ文庫)
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内容紹介

「お探し物は、本ですか?仕事ですか?人生ですか?」。仕事や人生に行き詰まりを感じている五人が訪れた町の小さな図書室。彼らの背中を、不愛想だけど聞き上手な司書さんが、思いもよらない本のセレクトと可愛い付録で、後押しする。自分が本当に「探している物」に気がつき、明日への活力が満ちてゆく——。

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7.安壇美緒『ラブカは静かに弓を持つ』

ラブカは静かに弓を持つ
安壇美緒『ラブカは静かに弓を持つ
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内容紹介

少年時代、チェロ教室の帰りにある事件に遭遇し、以来、深海の悪夢に苛まれながら生きてきた橘。ある日、上司の塩坪から呼び出され、著作権法の演奏権を侵害している証拠を掴むため、音楽教室への潜入調査を命じられる。橘は身分を偽り、チェロ講師・浅葉のもとに通い始めるが……。

安壇美緒さんの作品一覧

8.逢坂冬馬『同志少女よ、敵を撃て』

同志少女よ、敵を撃て
逢坂冬馬『同志少女よ、敵を撃て
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内容紹介

1942年、独ソ戦の最中、モスクワ近郊の村に住む狩りの名手セラフィマの暮らしは、ドイツ軍の襲撃により突如奪われる。母を殺され、復讐を誓った彼女は、女性狙撃小隊の一員となりスターリングラードの前線へ——。

逢坂冬馬さんの作品一覧

9.浅倉秋成『六人の嘘つきな大学生』(角川文庫)

六人の嘘つきな大学生 (角川文庫)
浅倉秋成『六人の嘘つきな大学生 (角川文庫)
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内容紹介

IT企業「スピラリンクス」の最終選考に残った六人が、内定者を議論する中、六通の封筒が見つかる。その封筒の中には、六人それぞれの「罪」が告発されていて——。

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10.町田そのこ『52ヘルツのクジラたち』(中公文庫)

52ヘルツのクジラたち (中公文庫)
町田そのこ『52ヘルツのクジラたち (中公文庫)
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内容紹介

52ヘルツのクジラとは、他のクジラが聞き取れない高い周波数で鳴く世界で一匹だけのクジラ。何も届かない、何も届けられない。そのためこの世で一番孤独だと言われている。自分の人生を家族に搾取されてきた貴瑚と、母に虐待され「ムシ」と呼ばれる少年。孤独ゆえ愛を欲し、裏切られてきた彼らが出会い、新たな魂の物語が生まれる——。

町田そのこさんの作品一覧


ブクログユーザーさんが選ぶ「2023年私のベスト本」、どれも素敵な作品ばかりでしたね。
ぜひ、みなさんの読書生活の参考にしてくださいね!