こんにちは、ブクログ通信です。
古賀史健さんは、1973年に福岡県で生まれました。ライターであり、株式会社バトンズ代表も務めています。『嫌われる勇気』『幸せになる勇気』(共著・岸見一郎さん)など、多数の著書を発表しており、2014年には「ビジネス書大賞・審査員特別賞」を受賞しました。現在はSNSを中心に執筆活動を続け、幅広い年代から支持されている作家の一人です。
今回はそんな古賀さんの作品の中から、今注目すべき5作品を紹介いたします。現代社会を生き抜く上できっと役立つノウハウが詰まった名作選です。気になる作品があったら、ぜひお手に取ってみてくださいね。
『古賀史健(こが ふみたけ)さんの経歴を見る』
1.岸見一郎・古賀史健『嫌われる勇気 自己啓発の源流「アドラー」の教え』人生をより良く生きるための気づきを与えてくれる一冊

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あらすじ
フロイト、ユングと並び「心理学の三大巨頭」と称されるアルフレッド・アドラー。彼の思想であるアドラー心理学を、「青年と哲人の対話篇」という物語形式に沿ってまとめた一冊です。アドラー心理学は欧米で絶大な支持を誇り、「どうすれば人は幸せに生きることができるか」という哲学的な問いに対して、極めてシンプルかつ具体的な<答え>を示します。
おすすめのポイント!
動画投稿サイトなどでも注目を集める本作は、人間関係や職場での居場所づくりに悩んでいる人にぜひ読んで欲しい一冊だといえます。内容はとても哲学的なのですが、アドラー心理学を理解する哲学者(哲人)と、劣等感を抱いている青年との対話形式で書かれているので読みやすく、心理学や哲学に不慣れな人にもおすすめです。何かと息苦しい現代を生きる私たちに、「人に嫌われてもいい」「失敗してもいい」という思考転換のきっかけを与える本だといえるでしょう。
難しいところもあり、時々分からなくなっては前に戻って読み直しながらだったので最後まで読むのに時間がかかりましたが、思ったよりも読みやすかったです。今はまだ理解が出来なくても、また数ヶ月、数年後に今度はどんな風に思うのかまた読んでみたいと思いました。その頃には「いま、ここ」を真剣に生きてる私でいたいな。
2.岸見一郎・古賀史健『幸せになる勇気 自己啓発の源流「アドラー」の教えⅡ』幸せの定義をアップデート!アドラー心理学応用編

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あらすじ
3年ぶりに哲人のもとを訪ねた青年は、衝撃の告白を始めた。それは「アドラーを捨てるべきか否か」という苦悩だ。青年は、アドラー心理学は机上の空論だと述べる。それに対して、哲人は「貴方はアドラーを誤解している」と答えるのだった。アドラーの言う、誰もが幸せに生きるためにすべき「人生最大の選択」とは何なのか。人生を一変させる哲学問答が再び始まる。
おすすめのポイント!
『嫌われる勇気』の続編です。前作同様、哲人と青年の対話形式で進む本作は、「他者と自分の関係」「競争から協力への転換」等をテーマに、幸せに生きるためのアドバイスが記されています。幸せになるためには、他人と関わり、自分自身を大事にすることが大切だと教えてくれる本です。アドラー心理学の応用編ともいえる一冊なので、ぜひ前作を読んでから本作にチャレンジしてみてください。
「出会いがない」と嘆く人の正体について述べているところは、ぐさっと心に突き刺さった。ぐうの音も出ない。この本は持っているだけでは、何の意味もない。実践して実践続けていく勇気と覚悟が必要だと感じた。
3.古賀史健『20歳の自分に受けさせたい文章講義』読みやすい文章を書けるようになりたい人は読むべき一冊

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あらすじ
自分の気持ちや考えを「文章だけ」で伝えるためにはどうすればいいのか?誰かに口で伝えることはできても、それを文章に変換しようとすると、頭の中はすぐにフリーズしてしまう。メールの一通だって、うまく書けやしない。「話すこと」と「書くこと」はまったく別の行為なのだ……。そんな人のために、学校では教えてくれない<書く技術>の授業を、さあ始めよう。
おすすめのポイント!
「書くことは考えることだ」という主張をベースに、現役ライターである著者が15年かけて蓄積した「話し言葉から書き言葉へ」のノウハウと哲学を、余すところなく伝えている本です。「文章を上手く書けるようになりたい」「文章を書くのが苦手」という人にピッタリの本であり、現役ライターならではの技術を学べます。読みやすい文章は何が違うのか、推敲はなぜ大切なのか、文章を書くさまざまな段階に応じて具体的な技術指導を受けられる一冊です。
文章を書く時に大事な考え方をたくさん学ぶことができた。特に、漢字とひらがなのバランス、句読点、改行の使い方については身近に意識していける内容だったので、読みやすい文章を心がけていきたいと思えた。
4.古賀史健『さみしい夜にはペンを持て』書くことの醍醐味が詰まった絵本形式の指南書

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あらすじ
うみのなか中学校に通うタコジローは、学校に居場所がなく、自分のことが大嫌いだった。ある日、不思議なヤドカリおじさんと出会ったタコジローは、おじさんに「書くことは、自分と対話すること」だと教わった。その日から、タコジローはどんどん変わっていくのだった……。
おすすめのポイント!
「書くこと」の面白さ、奥深さ、難しさを物語形式で描いた本です。小中学生でも読みやすい文体ですが、書かれている内容は大人の胸にも響く深い哲学的主張となっています。「思うと考えるの違い」「思うと言うの間にある隔たり」など、改めて考えると具体的に答えるのが難しい疑問に正面から切り込んだ意欲作です。「言葉の暴力」についても触れられており、子供から大人まで、幅広い年代に読んで欲しい一冊だといえます。挿絵が多いので、絵本感覚でサクサク読める本です。
装丁の可愛さとタイトルに惹かれて手に取ったけれど読めてよかった。日記書こうとなりました。おじさんと少年の交流を描いた作品を喜んで読むタイプの人間なので、ストーリーとしても楽しめました。
5.古賀史健『取材・執筆・推敲 書く人の教科書』ビジネスでも学校でも役立つ、「書くこと」のスキルブック

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あらすじ
現役ライターや編集者、そして、これからその道をめざす人のための、「書くこと」「伝えること」にテーマを絞った<教科書>といえる本書。小手先のテクニックに頼らず、どうすればプロの「書く人」になれるのか、を追求しています。この本と徹底的に格闘して思考し、実践した先に、その「答え」はきっとあるでしょう。
おすすめのポイント!
「取材」「執筆」「推敲」の三部構成となっていて、全10章、21万文字、約500ページをかけて「書く技術」と「伝える心得」を述べています。現役ライターである著者が、数々の現場を経て培ってきたノウハウと覚悟を、わかりやすくかつ徹底的に教えてくれる良書です。本書は「書くこと」がテーマですが、著者の主張する「書き方」はどんな作品作りにも共通の優れたスキルだといえるでしょう。ビジネスシーンや学校などでも活用できる、年齢・世代を問わずおすすめのスキルブックです。
「書く人の教科書」とあるが、教科書的にノウハウやテクニックを一から教えるのではなく、文章を書く際の基礎となる心構えを教えてくれる本。最近、リモートワークが増え、チャットやメール等の「書く」意思疎通の重要性を認識していたため、この本を手に取った。書く事は、センスの有無ではなく、考えたかどうか、であると認識した。
古賀さんの作品には、人生をより良く生きるためのスキルが満載です。何度も読むことで理解が深まり、応用が利くようになります。いつでも読めるよう、ぜひこの機会にお手元に置いてみてくださいね!


