図書館に行きたくなる!世界の図書館を集めたおすすめ本5選

こんにちは、ブクログ通信です。

4月2日は、「図書館開設記念日」です。1872年4月2日に、東京の湯島に日本初の図書館「東京書籍館」が設立されたことに由来しているそうです。ブクログユーザーのみなさんは、日頃から図書館を頻繁に利用されているのではないでしょうか。

そんなみなさんに今回は、世界の素敵な図書館を紹介したおすすめ本を5選ご紹介いたします!
これを機会に色々な図書館にお出かけして、もっと読書を楽しんでみてはいかがでしょうか?

1.アフロ『世界の美しい図書館』

世界の美しい図書館
アフロ『世界の美しい図書館
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あらすじ

世界各国の豪華な図書館やユニークな施設を100館を掲載!人類の英知を体現する建築物を、各国の地域性と併せて楽しめる一冊。

おすすめのポイント!

思いのほか小さめサイズの本作ですが、オールカラーで大満足の内容量となっています。ユネスコの世界遺産に登録されている図書館や、巨匠による最新鋭の名建築など、壮大な天井画が広がる美術作品のような図書館から、アミューズメントパークのような独創的な図書館まで幅広く紹介されています。紀元前に始まる図書館の歴史について解説したコラムも掲載されているので、写真を眺めながら図書館の成り立ちも理解することができます。

アフロさんの作品一覧

世界に現存する図書館の写真集。紀元前より始まったとされる記録して保存するという人類の行為が、やがて本を作り書架に保存し閲覧するという大きなものになっていく。特に本を貯蔵する容れ物としてのデザイン性や機能性といった、建築物としてみるととても面白く、行ってみたい気分になる。写真の画像を眺めて、想像の中で自身を配置してみる。古い建築からは古い書物の香りがしそうで、重厚感が漂う。現代建築ではコツコツとした靴の音が静まり返った建物の中で響きそうだ。新旧異なった『美しさ』の違いに触れながら、芸術のひとつとして完成された世界だと感じた。

okkkiy555さんのレビュー

2.ジェームズ・W・P・キャンベル『美しい知の遺産 世界の図書館』

美しい知の遺産 世界の図書館
ジェームズ・W・P・キャンベル『美しい知の遺産 世界の図書館
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あらすじ

世界初、文化の象徴「図書館」を総覧した美麗豪華本!美しいヴィジュアルでたどる「知」の遺産。

おすすめのポイント!

古代メソポタミアから現代日本の最新図書館まで、5400年に渡る世界の図書館188館が紹介されています。時代や地域によって様々な形に変遷してゆく図書館、そして本と読書のスタイルを図書館の時代背景とともに解説した、まさに「知」の世界史です。また、本作に掲載される約300点の写真のほとんどは、世界的な建築写真家ウィル・プライスさんが撮影しており、ページを大胆に使用した煌びやかでド迫力の写真に思わず目を見張ります。

ジェームズ・W・P・キャンベルさんの作品一覧

人類の足跡を凝縮する「図書館」の豪華総覧本。同様の体裁本であれば、大抵スルーされる我が日本の図書館も比較的掲載されていることが悦ばしい。しかし、見れば見るほど、読めば読むほどに、いっそ執務を放棄し、今すぐ自由の身となって、余生というには少し早い気もするが、そのまま掲載された図書館を順に巡って、ゆったりと満たされながら静かに生を終えたい心地にさせられる。罪な本だなw

黒さんのレビュー

3.アレックス・ジョンソン『世界の不思議な図書館』

世界の不思議な図書館
アレックス・ジョンソン『世界の不思議な図書館
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あらすじ

本さえあれば、そこは図書館になる——。サイズも場所も様々な個性豊かな図書館。共通点は、「本」があること、そして読みたい、届けたい人がいることだ。全89館を収載した図書館ガイド!

おすすめのポイント!

本を多くの人に届けたい。そんな図書館司書たちによる新たな図書館革命が生み出した本作。マドリードの地下鉄図書館、モンゴルのラクダの図書館、電話ボックスを活用した小型図書館に、個人宅に設けた図書空間。そんな世界の図書館から、日本・成城大学のプラネット型図書館まで網羅されています。建築家、デザイナー、教育者、アーティストの発想が冴え渡る個性豊かな図書館の数々に、「まさかこんな場所に!?」と声を出さずにはいられません。

アレックス・ジョンソンさんの作品一覧

やっぱり図書館はコミュニティになくてはならないものなのだ、と実感。みんなが本を好きになる。本を読まなくても人が集まる。それだけでも価値がある。世界には様々な形態の図書館があり、出来るだけ多くの人に本を届けたい人とそれを待っている人がいる。

momchapさんのレビュー

4.『死ぬまでに行きたい世界の図書館』(サクラムック)

死ぬまでに行きたい世界の図書館 (サクラムック)
死ぬまでに行きたい世界の図書館 (サクラムック)
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あらすじ

人類の叡智が詰まった「図書館」。ありとあらゆる地域に点在する図書館は、地域の文化の影響を受け様々な形に変遷し、私たちの美意識を刺激してくれる。

おすすめのポイント!

数百年の歴史を感じられる厳かな図書館から、『ハリー・ポッター』『SEX and the CITY』など有名作のロケ地になった図書館まで。重厚感、クラシカル、モダンなど、幅広い雰囲気の図書館を集めた大満足の一冊です。本作の特徴は、実際に図書館へ赴くことを想定した行き方や予算感、休館日といった旅情報が掲載されており、旅好きの方にもおすすめできます。タイトル通り、「死ぬまでには行きたい」と唸らされる図書館ガイドブックです。

素敵!!!ハリーポッターのロケ地にもなったような絢爛豪華で格調高いクラシカルな図書館から、機能重視でシンプルかつ斬新なデザインのモダンな図書館まで、世界の図書館の写真が満載。特色ある書店もいくつか紹介されている。図書館や書店は「行ってみたい」というより「通いたい」ので、近場にこんなに素敵で大きな図書館や書店ができたらいいなあ。

morinokazedayoriさんのレビュー

5.立野井一恵『日本の最も美しい図書館』

日本の最も美しい図書館
立野井一恵『日本の最も美しい図書館
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あらすじ

世界のみならず、日本にも美しい図書館はたくさんある。読めばすぐに行きたくなる、読書に集中できなくなるほどに美しい41館を厳選!

おすすめのポイント!

世界の美しい図書館に行ってみようとも、現実的にすぐには行けない。そう思ったあなたに、最後は「日本の図書館」をご紹介!歴史的建設物を使い続ける図書館から、アーチ曲線が連続したアーティスティックな図書館、小学校の校舎をリノベーションして作ったマンガミュージアムといった近代的でポップな図書館まで、日本全国の素晴らしい図書館を一挙に眺めることができます。見た目だけでなく、利用者への使いやすさも考慮した繊細な心遣いが垣間見えます。

図書館好き、にはたまらない本。行きたくなる図書館があるだけでその街にも住みたくなる。だから行ってみたよりは住みたいなー、住んでる人羨ましいなーって思ってしまいました(笑)和風、西欧風、古風、現代風…日本にも素敵な図書館がたくさんで何だか嬉しい気分です。

とみよさんのレビュー


今回は、世界の図書館を集めたおすすめ本をご紹介しました!
気になる作品には出会えましたか?ぜひ読書生活の参考にしてくださいね。