こんにちは、ブクログ通信です。
景気低迷が続く現在の日本経済で、「投資について知りたい」「お金を増やしたい」と考えている人は多いのではないでしょうか。
株や投資の世界は、素人にとっては難しく複雑な世界に見えますが、お金の流れや投資の仕組みを正しく知ることで、誰でも資金形成をすることは可能です。
そこで今回は、お金を学び直せる本を5選紹介いたします!日々の生活費はもちろん、教育資金や老後の備えに不安がある方も、ぜひチェックしてみてくださいね。
1.田内学『きみのお金は誰のため』中高生から読めるお金の入門書

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あらすじ
中学2年生の優斗は、ある大雨の日に、ひょんなことから知り合った投資銀行で働く七海と一緒に謎めいた屋敷に足を踏み入れる。そこには「ボス」と呼ばれる大富豪が住んでいた。ボスは「この建物の本当の価値がわかる人に屋敷をわたす」と告げるのだった。その日からボスによる「お金の正体」と「社会のしくみ」についての講義が始まった。
おすすめのポイント!
ストーリー仕立てでお金のことを学べる一冊です。ビジネスパーソンが「読むべき本」を選出するコンテスト「読者が選ぶビジネス書グランプリ」の2024年における総合グランプリ「第1位」を受賞しました。『お金自体には価値がない』『みんなでお金を貯めても意味がない』など、固定概念にとらわれない視点からお金の本質にアプローチしている点が魅力です。中高生から読める易しい文章で、社会とお金の本質を鮮やかに描き出す本作は、お金を学ぶ入門書としてもおすすめです。
経済の事をものすごく噛み砕き分かりやすく説明してくれています。小説として起承転結がしっかりあり、あっという間に読むことが出来ました。お金自体で物事は解決できない、お金の向こうにあるものを大事にしようと思えました。
2.アンドリュー・O・スミス『アメリカの高校生が学んでいるお金の教科書』社会人として知っておきたいお金のこと

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あらすじ
欧米諸国では、早期から子どもへの金融教育を行っています。10歳前後の子どもが本格的な株を持つことも珍しくありません。「一生モノのお金の基礎知識」は、海外の国々では学生時代に叩き込まれる「基礎教養」なのです。本書では、アメリカの高校生が教養として必ず身につけるべき、「世界標準のお金との付き合い方」を紹介してゆきます。
おすすめのポイント!
保険や投資のこと、いかに稼ぎ、貯めて増やすかといったお金の基礎知識を学べる本です。社会に出て生きてゆく上で必要となるお金の知識が、幅広くまとめられています。アメリカの社会制度やお金に対する考え方が基本となっていますが、日本社会でも通用するものが多く、実用的な知識が詰まっている一冊です。お金を通じて仕事や人生についても考えさせられる内容となっていて、大人が読んでも十分に読みごたえがあります。親子で、家族でも読みたい「お金の教科書」だと言えるでしょう。
この本に書いてあることを隅々まで吸収できたわけではない。しかし、本書を読んだことをきっかけとして他の本や本以外の媒体から資産について考え、行動するようになったという意味では値段の元はもうすでにとれていると言っていい。いわゆる資産運用の本は投資の具体的な方法について書いたものが多く、原則論的なことは書いていないことが多いと思うが株式会社の原理や金融詐欺、保険の仕組みまで基礎から説明してくれているのが好印象。
読書もキャリアアップやスキル獲得というよりは刹那的に好きなものを読む自分がお金のことを通して、自分の未来を少しは真剣に考えるきっかけを与えてくれた。ありがたい。
3.山崎元・大橋弘祐『超改訂版 難しいことはわかりませんが、お金の増やし方を教えてください!』最初に手に取るべき一冊!

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あらすじ
給料は据え置き、物価は上がる一方、しかも銀行に預けたところでお金は増えない。NISAに興味があるけれど、投資は難しそうだし、お金が減るのは怖い……。そんな人のために「それじゃあ、いったいどうしたらいいのか?」という疑問に向き合います。「お金のド素人」が金融数社を渡り歩いた「毒舌経済評論家」山崎元さんに聞いた『お金の増やし方』をまとめました。
おすすめのポイント!
投資に興味があるけれど、はじめの一歩が踏み出せない……そんな人のための、「投資の入門書」です。「お金のド素人」の疑問に、経験豊富な「お金のプロ」が答える、という形を取っているため、非常にわかりやすい内容となっています。専門用語が少ないのが特徴で、お金の初心者が安心して読み進められる本です。新NISAにも対応している改訂版なので、これから新NISAを始めたい人にも最適な一冊となっています。
二人の会話形式で、インデックス投資を活用したお金の増やし方を分かりやすく述べていて、非常に理解しやすかったです。著者の主張がダイレクトに伝わってきました。また、イラストもシンプルであり、視覚的にも分かりやすかったです。本書を契機に、今、インデックス投資で話題のオルカンにも挑戦してみようかと思いました。
4.厚切りジェイソン『ジェイソン流お金の増やし方』人気芸人流お金を増やす方法

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あらすじ
IT企業の役員であり、芸人でもある厚切りジェイソンさんによる、初のお金に関する専門書。「これだけやれば貯まるのに……Why Japanese people!?」 どうしてお金が貯まらないのか、どうしたらお金を増やせるのか——そんなお悩みを抱えている人々へ送る、簡単にできる節約術や資産を増やす方法、投資までを幅広く紹介しています。
おすすめのポイント!
テレビでおなじみの厚切りジェイソンさんによる、お金を増やすためのコツを学べる本です。本書では、お金を増やす方法を原則3つの方法で捉えています。その内容は、支出を見直し、残ったお金で投資、長期寝かせる、の3つです。基本に忠実で手堅く、とてもシンプルな方法だからこそ説得力があります。70万部を突破したベストセラーとなっていることも納得の、初心者向けの一冊だと言えます。
企業役員でありエンジニアであり芸人でもある厚切りジェイソン氏による、無理なく行える投資法の一冊。何がお得で何が損なのかがこれまでの経験から簡潔明瞭に説明されていて、結論として読者が納得できるように結ばれています。又、投資に加えて日々の節約が如何に重要かも考えさせられました。全体的に簡単なことが書かれていますが、お金を増やす方法の本質がここにあると思います。今後の人生に役立てます。
5.南祐貴『世界一面白くてお金になる経済講座』人気インフルエンサーによる株投資の入門書

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あらすじ
サラリーマン生活から抜け出すため、お金を増やして<自分の人生>を取り戻す必要があると気づいた著者。給料に依存しないよう、「投資でお金を増やせば良い!」と考えます。株投資で成功するために日経新聞を何年も読み続けた著者が送る、本当の意味での「自由」を手に入れるための指南書です。
おすすめのポイント!
本書の魅力は、ごく普通のサラリーマンとして過ごしていた著者が、知識ゼロから始めた株投資で成功するまでの流れを解説しているところです。著者は「#世界最速で日経新聞を解説する男(セカニチ)」として、XやInstagram、YouTubeなどのSNSで毎日情報発信している人気インフルエンサーでもあります。簡潔で分かりやすい文章なので、金融や経済に関する本を読み慣れていない人にもおすすめです。
Schoo(オンライン学習)やYouTube、noteなどで大活躍されているセカニチさんの本ということでワクワクしながら読むことができました。「面白くてお金になる経済講座」ということで経済のことを面白く学べてしまいます。特に好きなのは、ゆうしくんとサボリくんの話しと選挙権の話し、詳しく書籍で!セカニチさんの情熱にゆんさんのイラストがマッチして最高の一冊に書籍と同時にYouTubeやSchooの動画サービスと一緒に学ぶと良いと思います。
今回ご紹介した5冊は、株や投資の初心者にも読みやすい人気の本ばかりです。将来への不安やお金に関する疑問を解決してくれるノウハウが満載なので、ぜひこの機会に手に取ってみてくださいね!