こんにちは、ブクログ通信です。
好きな漫画の話って、会話のネタにはもってこいの話題ですよね!特に同世代が集まる場であれば、その当時の人気漫画の話で、さらに盛り上がったりするのではないでしょうか?
そこで今回は、90年代生まれのバイブル的人気漫画5選をご紹介します!これを機会に、ぜひ手に取ってみてくださいね!
1.荒川弘『鋼の錬金術師』(ガンガンコミックス)
あらすじ
生まれながらに錬金術師の才を持つエドワード・エルリック(エド)と、その弟アルフォンス・エルリック(アル)は、ある日病気で亡くなった母・トリシャを蘇らせるため、錬金術最大の禁忌「人体錬成」を試みるも失敗してしまう。代償としてエドは左脚を、アルは身体の全てを失ってしまい……?
おすすめのポイント!
全世界・シリーズ累計発行部数8000万部を突破した、荒川弘さんの大ヒット漫画です。連載終了からすでに10年以上経過したにもかかわらず、未だ衰えない人気を誇る『月刊少年ガンガン』の代表的作品です。作者の荒川さんは、本作連載終了後も『銀の匙 Silver Spoon』『百姓貴族』『アルスラーン戦記』などなどヒット作を連発しています。「錬金術」という特殊能力を持つ主人公をはじめ、様々な異能力を持つ魅力的なキャラクターたちが登場し、王道のファンタジーバトル漫画でありながらも、爆発的な個性を放っているのも魅力の一つです。
王道バトル漫画です。主人公の成長は見てて楽しいですし、成長しても無双するほどの強さではないので頭を使って戦っている感があって面白いです。また伏線の張り方がとても上手だと思います。漫画を読んでいる方で未読の方にはぜひ読んでいただきたい作品です。
2.岸本斉史『NARUTO -ナルト-』(ジャンプコミックス)
あらすじ
木ノ葉隠れの里に住む忍者学校(アカデミー)の落ちこぼれ生徒・ナルトは、イタズラばかりの日々。そんなある日、里の英雄・初代火影が残した封印の書が盗まれるという事件が発生。その犯人は、ナルトであったが……?
おすすめのポイント!
日本を代表するレジェンド漫画家・岸本斉史さんの代表作です。国内外合わせ、全世界累計発行部数は約2億部を記録しています。本作の主人公・ナルトは、「世界が尊敬する日本人100」に選ばれるほど大人気のキャラクターになりました。岸本さんの圧倒的画力と独創的な世界観、そして「忍者」という少年心をくすぐる設定で、子供たちはもちろん連載初期から読み続けた大人たちも夢中になりました。惜しまれつつも最終回を迎えましたが、現在は『Vジャンプ』で続編『BORUTO-ボルト-』が連載中ですので、こちらの作品も要チェックです。
もう何度目かわからない読み返し。やっぱり面白い!ここからナルトの成長が始まるのを感じてもうワクワク!!
3.高橋留美子『犬夜叉』(少年サンデーコミックス)
あらすじ
すべての願いを叶える「四魂の玉」を巡り、人間や妖怪が争う戦国時代。ある日、現代の女子中学生・かごめは、実家裏の井戸から戦国時代にタイムスリップしてしまう。かごめの腹の中には四魂の玉が眠っており、それに反応した妖怪たちにより玉は無数へと飛び散ってしまった。かごめはそこで出会った半妖の少年・犬夜叉とともに、四魂のかけらを集める旅に出ることとなり……?
おすすめのポイント!
『うる星やつら』『らんま1/2』『境界のRINNE』など、数々のヒット作を連発してきた大御所漫画家・高橋留美子さんの代表作です。ラブコメ作品を得意とする高橋さんですが、本作はそのテーマを主軸にしつつも、少年漫画らしいファンタジーバトル要素が加わった、男女ともに楽しめる作品となっています。また本作では主人公が戦国時代にタイムスリップするのですが、オリジナル世界への「タイムスリップもの」は、近年人気の「異世界もの」に通じるものがあり、人気コンテンツの先駈け的存在となった作品でもあります。
全56巻。中学生の神社の娘・かごめは古井戸に落ちて、戦国時代に封印された妖怪・犬夜叉に出会い、四魂の玉を集める旅に出かける冒険物語。アニメから原作となるこの作品を購入。犬夜叉を封印した巫女・桔梗とかごめに揺れる犬夜叉にヤキモキしたり、サブキャラたちの恋愛要素も高めで、読み応えあり。照れ屋の犬夜叉もやっぱりかわいい。やっぱり高橋留美子っていいなー!となる作品。
4.二ノ宮知子『のだめカンタービレ』(講談社コミックスキス)
あらすじ
チャランポランなピアノ少女「のだめ」こと野田恵と、指揮者志望のエリート学生・千秋真一は、同じ音大のピアノ科で出会った。自由奔放なのだめと完璧主義者の千秋。全く正反対な二人だが、音楽を通じて交流してゆくうちに恋愛感情が芽生えてゆき……。
おすすめのポイント!
累計発行部数3000万部以上の大ヒット少女漫画です。上野樹里さん、玉木宏さん主演でドラマ化されたことで広く世間に知られるようになりました。音大を舞台にクラシック音楽に向き合う若者たちを描く本作は、主人公・のだめを中心とした超個性的なキャラクターたちが織りなす、爆笑必至のコメディ要素が魅力の作品です。音楽ビギナーの方でも堅苦しくなく楽しめることでしょう。また2020年、作者・二ノ宮知子さんが自身のTwitterに投稿した番外編で、時代を反映したのだめと千秋の新たな姿を描かれ、ファンたちの歓声を集めました。
全巻揃えてます。(実家にある)のだめのキャラが面白い。ちあきのツンデレ俺様ぶりが、ラヴリー。隠れクラシック聴きには、楽しく読めた。
5.葉鳥ビスコ『桜蘭高校ホスト部』(花とゆめCOMICS)
あらすじ
超お金持ちが集まる私立・桜蘭学院。そこに庶民特待生として入学した藤岡ハルヒは、「ホスト部」と名乗る6人のイケメン男子生徒と出会う。彼らに関心を示さないハルヒだったが、部室にあった高額な花瓶を割ったことで弁償するよう迫られてしまい……?
おすすめのポイント!
累計発行部数1000万部を超える葉鳥ビスコさんの人気作です。アニメ化、ドラマ化、舞台化など数々のメディア展開もされており、その人気は今なお衰えておりません。本作では、借金返済のため男として「ホスト部」に入部することになった主人公の、ドタバタコメディな日常が描かれています。イケメンキャラ揃いでロマンチックなラブストーリーを彷彿とさせる本作ですが、その見た目とは裏腹のはちゃめちゃギャグが、女性のみならず男性からも人気を集めました。
恥ずかしながら各メディアミックスで存在は知っていたものの長らく触れたことがなかったのですが、この原作を初めて読んだとき「こんなに面白いストーリーだったのか…」と衝撃を受けました。決して単なる少女漫画と侮ることなかれ!個性的な登場人物たちがホスト部でわいわい繰り広げる学校生活が描かれます。ヒロインのハルヒが飾らない可愛さでこれがまた良い。全編通して「こいつら楽しそうだなww」みたいな一緒にわくわくできる魅力があります。細かく描き込まれて華やかな画面も読んでいて引き込まれる一つの要因かも。男性の方にも気兼ねなくおすすめできる、とっても楽しい作品です。是非。
おわりに
今回は、90年代生まれが読んだ人気漫画をご紹介しました!気になる作品には出会えましたか?
ぜひ読書生活の参考にしてくださいね!