こんにちは、ブクログ通信です。
今週はどんな日があるのでしょうか。本と一緒に見ていきましょう!
2月26日は「岡本太郎の誕生日」
岡本太郎、岡本敏子『強く生きる言葉』
岡本太郎が、普段の生活の中でもらした言葉。その中に込められた彼の哲学や人生論を通じて、ふたたび立ち上がるためのパワーをくれる一冊です。
2月27日は「冬の恋人の日」
川上未映子『すべて真夜中の恋人たち』
「真夜中は、なぜこんなにもきれいなんだろうと思う」―。言葉を交わすことさえ自信が持てない「わたし」が、あるとき三束さんという人に出会う。
2月28日は「ビスケットの日」
『& Premium 2018年4月号 お茶の時間にしましょうか。』
なにかとあわただしい年度末。その前に、おいしいビスケットと一緒にお茶をいただいてひと息。おいしいお茶を教えてくれるサロンや、お茶に合うお菓子の作り方など、紙面からたちのぼるようなおいしい香りに、するすると心がほどけていきそうな一冊です。
3月1日は「行進曲の日」
小川洋子『ミーナの行進』
ミュンヘンオリンピックの年に、芦屋の洋館で過ごした二人の少女と家族。あたたかくうつくしい挿絵とともに味わう、どこかなつかしい物語です。
3月2日は「ミニの日」
レオ・レオニ『アレクサンダとぜんまいねずみ―ともだちをみつけたねずみのはなし』
小さくて愛らしい、おもちゃのぜんまいねずみがうらやましい、ねずみのアレクサンダ。ある日、願いを叶えてくれるトカゲにお願いしたのは―。
3月3日は「ひなまつり」
ねぎしれいこ『おひなさまの いえ』
真夜中のお店で、売れ残ってしまったおひなさまの声がする。住む家を探すことにしたおひなさまたちは、こけしや五月人形に冷たくされながらもめげません。すてきなお家が見つかるでしょうか。
3月4日は「有島武郎の誕生日」
『百年小説』
今年、生誕140年を迎える有島武郎。
今回はぜいたくなアンソロジーをおすすめ。有島武郎、森鴎外、太宰治、夏目漱石……日本文学史に残る珠玉の名作を51編集めた『百年小説』を。
おわりに
さまざまな記念日がありましたね。
気に入っていただける本が一冊でもあればうれしいです。
来週もお楽しみに!