And Then There Were None

著者 :
  • HarperCollins Publishers Ltd
3.76
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本棚登録 : 142
感想 : 17
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  • Amazon.co.jp ・洋書 (224ページ)
  • / ISBN・EAN: 9780007136834

作品紹介・あらすじ

Agatha Christie's world-famous mystery thriller, reissued with a striking new cover designed to appeal to the latest generation of Agatha Christie fans and book lovers. Ten strangers, apparently with little in common, are lured to an island mansion off the coast of Devon by the mysterious U.N.Owen. Over dinner, a record begins to play, and the voice of an unseen host accuses each person of hiding a guilty secret. That evening, former reckless driver Tony Marston is found murdered by a deadly dose of cyanide. The tension escalates as the survivors realise the killer is not only among them but is preparing to strike again...and again...

感想・レビュー・書評

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  • 「そして誰もいなくなった」
    アガサ・クリスティを読んだのは初めてかもしれない。

    これまで読んできた小説の対極に位置していて面白かった。ほとんどストーリー重視の書き方で、人物の描き方も、それ以外の描写もすごくあっさりしている。
    台本を読んでいるような感じだった。映画化したくなる気持ちがわかる。

    比較的最初のほうの、グラモフォンで各人を罪を述べ立てる音声を流すところ、めちゃくちゃ意地の悪い設定で良かった。あと人が死ぬごとに人形が減っていくところも。

    そういえば、食事シーンに注目しながら読んだ。
    はじめ、ロジャーズ夫妻に給仕されちゃんとした食事をとっていたのが、しだいに人が死んでいくにつれて粗末な食事に変わっていく過程だけが生々しくて気になった。食事シーンだけはけっこう律儀に書かれていたように思う。

  • 何回読んでも面白いし、一番好きなミステリー。
    英語版ということで分析すると、『そして誰もいなくなった』は見えない犯人をから追われるサスペンスものであると同時に、the Cort,Judgeから連想される裁判を描いたミステリーでもあるんじゃないかと思う。
    個人的には探偵と司法が暴力を用いて裁判を行なっていく様子にも取れるし、その中で探偵=犯人を捜すミステリーでもあると思う。

  • 私の中でミステリーといえばこれ。何度読んでもいい。日本語版でもミステリーとしてはおもしろかったけれど、英語の方が細かい言い回しなどが一つ一つ響いてくる。

  • 2016/08/03
    解決編見てもそこまで快感得られなかったかも…

  • ある孤島に見知らぬ10人が招待され、1人ずつ何者かによって殺されて行くという話。最初は英語が難しいのと登場人物が多いのとで、読むのに時間がかかった。TOEIC600レベルと書いてあったけど、800〜900位?でも、内容が面白いので夢中になって、途中から辞書なしでも読めるようになった。アガサクリスティの本をもっと読んでみたい。

  • 脚本、演出、主演、監督

  • 20130220読了。
    20年以上前に邦訳を読んで以来の再読。
    ストーリー展開はなんとなく覚えていたけれど、細かいところまでは…だったので改めて読んでみましたが、このトリックはやっぱりすごい。
    若干英語の読みづらさを感じたけれど、ぜひ英語でも読んでほしい一冊。

  • 初クリスティ作品。10人の登場人物がいたので誰が誰だかわからなくもなったが、スリリングで面白かった。

  • 【概要・粗筋】
    インディアン島という孤島に集められた互いに何の関わりのない男女10人が、マザーグースの童謡『10人のインディアン』になぞられて、次々と殺されていく。1939年発表のアガサ・クリスティの代表作で、邦題は『そして誰もいなくなった』。

    【感想】
    この作品は、20年近く前に翻訳で、5年ぐらい前に原書で読んでいるので、今回で読むのは三回目。話の筋と犯人は何となく覚えている状態で読んだ。

    かつて私はミステリばかりを読み漁っていて、最近では食傷気味である。しかし、優れたミステリは、やっぱり面白い。

    洋販によると、この作品の英語のレベルはTOEIC 600点以上となっている。600点代後半の私がすんなり読めたので、洋販の分類は妥当である。ただ、ウォーグレイブ判事の会話は、判事だけあって回りくどくて小難しい。

  • 地震のあれこれでやたら時間がかかりました(もともと遅いので)。
    古典ミステリはあまり読んでいないけれど、やたら日本の現代ミステリばかり読んでいた人に取っては新鮮でした。
    というか…「えー、これはあーなっててそうだったの?!私の英語力が間違って誤読していないよね??」というドキドキ感をかかえながら読了しました。。。
    あと、日本の文庫みたいに登場人物表があったら便利なのになぁ。人物があやうくごっちゃになりました。

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