Who Says Elephants Can’t Dance?: How I Turned Around IBM
- HarperCollins (2003年8月4日発売)
- Amazon.co.jp ・洋書 (400ページ)
- / ISBN・EAN: 9780007170876
感想・レビュー・書評
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だいぶ前の本だけど、今年読んだ中で一番のビジネス書。メモって何度も読み返してます。
コンサルの人が書いた本は理屈が先行することが多いけど、さすが実際に経営したことがある人の言葉は重みがあります。 -
戦略を描く事のクリティカルな力と、
実行まで落とし込む心理的・システム的な壁を、
目の当たりにし、
それらを鮮やかに成し遂げたルイス氏の実力に脱帽でした。
いちいち感動したのと、中身が濃くて、読み進めるのが大変でした。
経営者が何を考えているのか、その一部を見れた気がしました。それにしても財務管理は大事だ…
他には、
戦略が大事とは理解はしていたが、
未来を予測する精度とセンスと、覚悟を決め、決断する事の重さがどれ程のものか迫力があったし、
実行の方は具体はあまり記載がなかったため、おそらく大方針の設計以外は超優秀な部下が行なったのかなと思ったが、このあたりも是非知りたいと思いました。
巨像も踊るというタイトルについても、
最後まで読んで、ようやく、
これ程までに胸をつくうまいタイトルはないと感じました。
巨像を動かすという意思と覚悟と、踊らせたと言う自信が垣間見える、良いタイトル。震える。 -
3、Culture
・組織とは価値を創造する人々の集合体である。
・組織はその創始者の価値観により決定される。IBMの価値観を決定したのはトーマス・ワトソン・Srである。
・ドレスコードの規定などは、初期の思想を忘れてしまった事例である。
・文化は強制できない、根付くよう環境を整えるだけ。
・文化は論理より感情の問題であり、変化には時間がかかる。
・閉鎖性、外界への無関心
・内部情報への集中
・Culture of NO
・内部用語の使用
・幹部の仕事は主催であって、行動ではないという文化
・Processではなく、Principleで導く
・戦略は定量的分析から始まる。