The One and Only Ivan

  • HarperCollins
4.29
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本棚登録 : 11
レビュー : 8
  • Amazon.co.jp ・洋書 (256ページ)
  • / ISBN・EAN: 9780007455331

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  • ショッピングモールにある寂れた動物展示場。そこで暮らすゴリラのIvanの視点で語られる日記風の物語。かつて人気者だった彼を見に来る客も、今はもういなくなり、ゾウのStellaとひっそりと過ごす日々。顔を見せるのは野良犬のBob、管理人のMack、掃除係のGeorgeとその娘のJulia。それぞれに悲しい過去があり、現実を受け入れて生きています。小説は、ちょっと切なくて、ミステリアスで、心を動かされる物語。ゴリラ視点の語り口で、英語はやさしめです。2013年 Newbery Medal 受賞作品

  • IVANは都会のゴリラ。家族を守る大きな父、双子の兄妹たちとジャングルで幸せに暮らしていた。
    しかしある日、人間に捕らわれてからというものジャングルの生活を忘れ、見世物として都会のビッグトップモールの中で暮らしている。

    IVANの住む三方をガラスで囲まれ、ペイントされたジャングルはドメインと呼ばれている。
    ドメインとは、よくインターネットで領域という意味で使われている言葉。
    体裁よく言っているが実はcage(檻)のこと。
    IVANはこのドメインで象のステラ、野良犬のボブと仲良く暮らしている。
    ドメインの主であるマック(昔は同居人であり一緒にドライブもした仲)と、掃除人のジョージ、その娘ジェーンの3人が今も人間としての知り合いである。

    そんなIVANはcageの中で、ただ目にしたものをクレパスで画用紙に写し日々の退屈を紛らわしている。
    過去を思いだすこともなく、現在の生活に不足もないIVANだが、そんなIVANの生活を変えたのがステラの去ったあとにやってきた小象のルビーだった。

    ステラに託されたルビーの将来。ルビーにせがまれて、自分の過去を語るため、一生懸命昔を思い出そうとする。そうする事で、人に飼われて生きる自分ではなく、ゴリラのシルバーバックとしてのアイデンティティに目覚める。

    ただ野生に帰るのではなく、人間と暮らしたゴリラであり、ルビーを守る責任感も目覚め、投げやりで惰性で生きてきた自分から、新しいIVANとなる。

    one and only IVAN 唯一無二の個性を持ったIVAN。
    IVANでなければ出来なかった事とは何か?
    ルビーをステラのように悲しいめに合わさぬために必死で行動するIVANが愛おしくなる。

    動物を飼う、といった人間の傲慢や、意図せずして行われる無情なふるまいに胸が痛む物語。

    先日、夏休み移動動物園のニュースがTVで流れた時ちっとも楽しくなく胸が痛んだ。そんな気持ちになる本。

  • YL: 3.8
    25,567語

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  • 25575 words

  • Beautiful! -- and yet heart-wrenching.

    ゴリラのIvan の日記(?エッセイ?)の形で綴られているけど、使える表現も満載。

    ☆5つか4つかで迷いましたー。2013Newbery賞受賞作品です。

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  • ブログ内の感想記事、↓

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