The Bad Beginning (A Series of Unfortunate Events, 1)
- HarperCollins (1999年8月1日発売)
- Amazon.co.jp ・洋書 (162ページ)
- / ISBN・EAN: 9780060283124
感想・レビュー・書評
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3人兄弟の子供達が 不幸のオンパレードに会いながらも、なんとか乗り越えて行くお話。
私自身は 映画で先に見ていましたが、不幸続きでそんなに楽しめず、原著に興味はありませんでした。
でも、巷の小学中学年の男の子になぜか人気で面白がって読まれている本、ということを聞いて、取り敢えず入手。
やっと、うちの8歳の娘も第一巻を読み終えました。
確かに 結構面白かったようです。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
"A Series of Unfortunate Events"(「世にも不幸なできごと」)第一巻です。
巷では、“不幸本”と呼ばれているらしいですが…
最初に語り手から「ハッピーエンドを望む人は、すぐにこの本を置きなさい」と
忠告が入っています。
とにかく、「まさか…その展開?」という全く望んでない展開になる本です;
両親を失い、住む家を失ったBaudelaire姉弟(+妹w)は、
遠い親戚だが地理的に近い(苦笑)Count Olafに引き取られることになります。
ちょうど、Olafの家に着いたところまで読みました。
ってか、周りの人…どうも協力的に見えないんですよね;
はぁ…可哀相…。
映画を見ているので、展開をある程度知ってはいたんですが、
それにも関らず、子供たちの不幸に涙してしまいました;
最後には、Count Olafの描写を読むと嫌悪感を感じるほどに…;;
映画だと、もちろんストーリーは災難続きですが、
その不幸を乗り越える子供たちの力の方に焦点が当てられている気がします。
なので、本よりも不幸度が低め…のような。
本だと、映画の約三分の一が一巻分に値するので、
つまり三倍の濃さで不幸が襲いかかります…;
それでも…だからこそ!かな?
彼らがどうなるのかを見届けたいと思いますww