うーん。American Godsのほうが考えさせられることは多かったけど、プロット構成などはこちらの方が好きだった。Gaimanは自身でも「書けば書くほど上達していった」って言ってたけど、ホントにそう思う。すごくスムーズ。
固くならずに色んな人生のテーマを盛り込んで織りなしていくところはさすがー。こちらも肩肘はらずに読める。
自信あるとは言いがたい性格のFat Charlieが弟のSpideとのやりとりを通じて強くなる(というか「自分」というものをしっかり確信していく)ところは、American GodsのShadowを思わせる。
いかにもGaimanらしい言葉の綴り方で、好きだなぁ。
(でも、今のところ、Graveyard Bookが一番好き。)