The Graveyard Book

著者 :
  • HarperCollins
4.13
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本棚登録 : 27
感想 : 7
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  • Amazon.co.jp ・洋書 (320ページ)
  • / ISBN・EAN: 9780060530945

感想・レビュー・書評

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  • 10周年記念版だったのでニューベリー賞のスピーチや裏話、手書き原稿なんかの特典もついてた。愛でいっぱいだった。
    胸がいっぱいになるね。児童書の棚に必ず入れておいてほしいなあ、そして子どもの頃図書館に住んでた大人にも読んでほしいな。

  • 家族を殺された赤ちゃんが墓場で幽霊に育てられながら成長していく…という話。

    私の英語力に合った洋書だった。現地の小6レベルだそうだ。このレベルなら楽しみながら洋書が読める。作者もニールゲイマン。面白さはもう保証されたようなものだ。

    Bodという変わった名前の男の子が主人公なんだけど、赤ちゃん時代に家族を殺されてる(幽霊の育ての両親はいるけど)プラス、そんな境遇で育ったにも関わらずめっちゃいい子に育ってて、でもそのおかげでめんどくさいことに巻き込まれたり、その優しさが理解されなかったりとかしててもう胸が痛かった。読んでて人間嫌いになりそうなほど。でもBodくんは希望を捨てないのです。あーいい子だ、ほんといい子だよ君は。Bodの将来が明るいものであることを心から願ってるよ、私は。そんなことを思うほど話に入り込めた。
    最後に。Liza、私はあなたが好きー!!

  • [図書館]
    読了:2015/5/2

    67403

    う〜ん、単調で全然面白くなかった…。Newbery賞ってことで期待しすぎたかなぁ…。

    Scarletは何のために再登場したのか。Bodと生者は結局相容れない、ということを示すためか。だとするとラストでBodが「世界を見てくる」と意気揚々と(ではないけど)旅立つ心情につながらないんだよなぁ。

    あとは悪役に魅力が無さ過ぎる。しょっぱなからSilasの演技にだまされる、せっかく正体がバレてない状態でBodと二人だけになるというこれ以上ないシチュエーションまで行っておいてしくじって逃す、動機は野心だけで単純すぎる、など…。

    p. 266 The Jack called Ketch saw the boy in front of him. He pulled his black silk cord tight between his hands. It had been stretched around many necks, over the years, and had been the end of every one of the people it had embraced.

    "every one of~" の使い方。

    p. 274 The man Jack followed his nose. He had left the others, not least because the stink of Jack Dandy's cologne made finding anything subtler impossible.

    not least because~
    字義どおりの意味でなく、「緩叙法」 (控えめに言って逆に強い意味をもたせる)により、「ここに注目を」というニュアンスを持たせる。
    特に、とりわけ~のため。

  • 身震いするほど力強い作品だった。作者の感性にひたすら脱帽する。
    人を育てるものが何なのか原点に引きずり戻された気がした。そして、少年時代は何へ向かって飛び出すための期間なのか、子育てしている今のうちにこの本に出会えたことに感謝だ。

  • YL6.0 / 67,408w

  • あー、読みでがあった!特に後半、もうやめられない。いろーんなサブプロットとテーマが交錯して、歴史的事実なんかもしっかり調査してあって、大人も満喫できる一冊。でも、終わり方は清々しい。やはりNewbery Award Winnersははずれがない!

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