- Amazon.co.jp ・洋書 (224ページ)
- / ISBN・EAN: 9780060575915
感想・レビュー・書評
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【Lexile指数:740L/Length:30640】An adventurous girl finds another world that is a strangely idealized version of her frustrating home, but it has sinister secrets. After reading the translated book, I'm going to read it again.
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まあまあ面白かった。
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うーん。期待したほどではなかったなぁ。出だしは良かったんだけどね。
I like the Narnia story better...
でも、Gaimanらしい言葉遣いだったなぁ。 -
小学校高学年向けのチャプターブック。冒険ファンタジーと思いきや、パラレルワールドもののホラー? 引っ越してきたアパートで、不自然なドアを見つけて開くと、レンガ壁があるだけで何もない。しかしある時、そこにはぽっかりとトンネルが。気乗りしない引っ越しと、忙しくて構ってくれない両親に退屈してたCoralineが好奇心に任せて 入って行くと、その先にはそっくりだけど何か違う世界と、やたら優しいニセモノの両親がいた……。なにこれ、めちゃくちゃ怖い、つか不気味なんですが。
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○あらすじ
新しい家に引っ越しきたCoralineの家族。
元々、一軒家だったその家は改築され、
今は、彼女の家族の他に奇妙な二組の隣人が住んでいます。
自宅で仕事をしている両親は、仕事を言い訳に
全くCoralineの面倒を見てくれないため、
彼女の日課は、一人で家の周りを散策すること。
ある雨の日、Coralineは彼女の家の中で唯一鍵のかかったドアを発見します。
お母さんに聞いてみると、家が改築される際に、
他の部屋との往来ができないよう塞がれたドアだと言うのですが、
Coralineがそのドアを開けてみると、そこには彼女の家と全く同じもう一つの家と
もうひとりのお母さんがいて…。
(あらすじは参考程度でお願いします。)
☆感想☆
映画「コララインとボタンの魔女」の原作本、
初めてのNeil Gaiman作品です。
放任の両親の元で育った少女、Coralineが、
偶然見つけたドアの先にあるもう一つの世界で
“もうひとりのお母さん”に出会います。
もう一つの世界は、現実と全く違って、
料理は美味しいし、自分の部屋も洋服も彼女好み。
優しいお父さんとお母さんもいる…。
でも“もうひとりのお母さん”は、どんどん彼女に執着して
Coralineを自分の元に留めようとし始めます。
あんまり話すとネタバレになりそう(苦笑
噂には聞いていましたが、
ストーリーは不気味で静かで、イラストもホラーで…
読んでいて、ちょっと怖かったです;
うーん…読みながら、
“愛”って何なんだろう?って思いました。
Coralineの選択によって、彼女は本当に幸せになれたんでしょうか…
疑問です。
英語的には、最初の方は読みやすかったですが、
後半は、少し難易度が上がった気がしました。
Neil Gaimanの「The Graveyard Book」も積んであるんですが、
読むのは当分先になりそうです(苦笑 -
このお話全体に漂うちょっと不気味で妖しい雰囲気が大好きです。Neil Gaimanの他の作品も読んでみたくなりました。
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Coralineの家族は、アパートに改築した古い大きな屋敷に引っ越してきました。
屋敷を探検していたCoralineは、レンガの壁でふさがれた一枚の扉を見つけます。
しかし次の日、Coralineが再びその扉を開けると、そこに壁はなく、真っ暗な廊下と、自分の家とそっくりな部屋がありました。
そこには、お母さんとそっくりな、黒いボタンの目をした‘もう一人のお母さん’がいました。
元の世界にそっくりな、ボタンの目の人形達の世界。
不思議な世界を楽しむCoralineでしたが、‘もう一人のお母さん’が、その世界にCoralineを取り込もうとしていることに気づき、逃げ出します。
しかし元の世界のCoralineの家には、本当のお父さんもお母さんも、帰って来ませんでした…
ストーリーは、思ってたよりも単純な悪者退治っぽかった。
ただ、精巧なミニチュアのような、子どもの工作のような小さな世界の雰囲気がすごく良かった。 -
YL:4.0
語数:30653
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