The Mediator #3: Reunion (Mediator, 3)
- HarperTeen (2004年12月28日発売)


- Amazon.co.jp ・本 (304ページ)
感想・レビュー・書評
-
○あらすじ
Mediatorとして、死者の声を聞くSuze。
ある日、高校生らしき四人の幽霊を目撃した彼女は、
新聞で、彼らが車の衝突事故に巻き込まれた被害者だと知ります。
事故の唯一の生存者、Michaelに対して、
執拗に危害を与えようとする彼らを止めようと頑張るSuzeでしたが、
四人からあれは事故ではなかったと聞かされて…。
(あらすじは参考程度でお願いします。)
☆感想☆
久しぶりに読みました、
The Mediatorシリーズの第三巻です。
海岸沿いの道で起きた車の衝突事故。
最初は、それに巻き込まれて死亡したパーティー帰りの高校生四人の幽霊が
逆恨みから相手側の車を運転していたSuzeのクラスメートMichaelに
危害を加えようとしているのではと考えていたSuzeでしたが、
彼らの話を聞いてみると、どうやらこれはただの事故ではないよう…。
もし、四人の話が本当だとしたら、Michaelが彼らを殺した理由とは?
彼女はMichaelに近寄り、彼の秘密を聞き出そうと頑張ります。
今回は、今までで一番厄介な事件だったのではないでしょうか;
不審な部分はあるものの、物的証拠が見つからず、
あるのは被害者の幽霊の証言のみ…
あとは、Michaelの自白に頼るしかないんですが、
もちろんそう簡単にはいきません;
ゲームオタクで大人しく、見るからにひ弱そうなMichael…。
何度かSuzeに危機一髪のところを助けられたせいか、
Suzeに熱を上げ始め、彼女の後を追いかけ始める始末;;
Michaelの酷い勘違い行動には、Suzeと一緒にズッコケてしまいました(爆
吐き気がするほど、嫌だけれど、
事件を解決するために、彼を見張らなければならない彼女が
本当…鳥肌が立つくらい可哀想でなりませんでした(苦笑
ついでに、今回春休みを利用してニューヨークから遊びに来た
彼女の親友Ginaの出現で豹変したSuzeの周りの男子たちの態度が!!
特に、あのいつも眠そうで気だるそうなSleepyの変貌ぶりが笑えます(爆
そんな男子達に不満タラタラのSuze。
Suzeって本当、外見はタフなのに、内面は夢見る女の子みたいなところがあって、
それも感情がストレートで、読んでいて吹き出してしまいましたw
英語的には…
やっぱり他の作品に比べて難しい感じがします;
何が…どこが?難しいのか考えてみたんですが、よく分からないんですけど;
理解に時差があるんですよね…。
例えば、Suzeに衝撃的なことが起こっても、
リアルタイムで伝わらずに、2~3行後を読んでいる時に衝撃が来るんです(苦笑
まだまだ私の修行が足りないってことでしょうか;
それにしても、
今回読んでいて、Meg Cabotは章の終え方が上手いなぁっと。
なんとなく難しくて、ちょっと読み続けるのが辛いなぁ…
この章読み終わったら一休みしようかなぁ…
っと思っても、なぜか次の章を始めさせてしまう、
そんな力があるなぁ~なんて思いました :)詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
56,493 語
MegCabotの作品





