The Essential Drucker: The Best of Sixty Years of Peter Drucker's Essential Writings on Management (Collins Business Essentials)

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  • HarperBusiness
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  • Amazon.co.jp ・洋書 (357ページ)
  • / ISBN・EAN: 9780061345012

感想・レビュー・書評

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  • ドラッカー氏の、マネジメントに関する論説の選集です。

    ペーパーバック版なので比較的小さいし安い。円高だと、輸出企業は困りますがこういったものは安くなるのでそれは嬉しいですね。アメリカのペーパーバックは、見た目の割には軽いので持ち歩くのもかさばる割には軽いので苦になりません。

    The Esseitial Druckerというのを、上田敦夫氏に薦められて書いたけれどもこの本は更にその半分のボリュームで、日本人以外に向けた選集という事で、何冊かDrucker氏の日本語訳を読んでいる私ですが日本語訳とは多少印象が異なります。

    まず何ともいえない文体の英語です。もしかして英語のエッセイを多く読んでいれば気にならないのかもしれませんが、Drucker氏の口語の後述筆記だと思われる、多少難解な英語です。氏の書いたものを日本語訳で多く読んでいただけに、その原文というかどういう単語や文章をこういう日本語に訳しているのか知りたい場面が多くあってどうしても確かめたかったのですが、氏の独特な文体に触れて、そういった元の目的や中身よりも、その語り口の方が気になってしまいました。

    それと中身自体も、訳を読むのと原文を読むのでは、感じ方はかなり変わります。日本語訳は、日本語訳者のパーソナリティが乗り移って書かれているというイメージがあります。原文はその部分はなくなって、氏の生の性格に触れられるような気がします。

    Drucker氏の主張が気になっていて、氏の主張がもっとよく知りたいとか、或いは英語でそれを他の人に伝えてみたいとか、そういった方にお勧めです。

  • 3か月以上かかってようやく読了。

    全26章で構成されているが、それぞれが、Druckerのいろいろな著作からの抜粋ということもあり、全体としてのまとまりは基本なく、また、広く浅くという感じになっており、読んでてそんなに面白さは感じなかった。そんな訳で、一気呵成に読むという感じにはならず、少しずつ少しずつ読み進めた感じ。

    まぁ、手軽に、Druckerの実際の著作の触れるというためにはよい本なのではなかろうか。

    英語は、概ね読みやすいが、オーストリア人ということもあって、ドイツ語の単語が時々出てきたり、なんか癖があるように感じられる部分もあったような。

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