Wicked: The Life and Times of the Wicked Witch of the West (Wicked Years, 1)
- William Morrow Paperbacks (2007年9月25日発売)
- Amazon.co.jp ・洋書 (560ページ)
- / ISBN・EAN: 9780061350962
感想・レビュー・書評
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他の洋書ではあまり目にしない、
ちょっと独特な単語や、
独特な言い回しが多いような気がします。
ミュージカル「ウィキッド」の主人公、
エルファバの大ファンなので原作にもチャレンジ♪
少しずつ読んでいる最中です。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
このカバーイラストは印象に残りますよね〜
今四季でもやってるし、オズの魔法使いの魔女の話しと言う事なので興味を持って読んでみました。それにしても時間がかかりました…
この頃洋書と言うと児童文学しか読んでいなかったもので…
語り口調でどんどんと物語が進行していくのでものすごく世界に引き込まれていきます。違う世界から来た異次元人が独裁者として君臨する、とか異質な文化・人を排除しようとする、などなかなか着眼点は面白いなあ、と思いました。Animalに対する抑圧や解放運動なんて今の世界状況を思わせますよねえ。
ただ原作と言う枠があるので。西の悪い魔女は結局ドロシーに水をかけられて溶けてしまう訳なのです。彼女がそれまでに活動していた解放運動や、遺伝子研究や実験なども全て無に化すわけです。むなしい…
彼女、別に何を悪いことしたわけでもないのに何で魔女、なんだろう… 反政府ゲリラ活動をおおぴらに行っていたわけでもないのに。(表立って行動していたらそれはそれで面白いお話になったと思うのですが)
章ごとに視点が変わるのも少し読みづらかったです。果たして何でElphabaとFiyeroは恋に落ちたのか?とか色々と。
それにしても四季の宣伝を見たら『運命は変えられる』と言うようなセールスコピーが付いてました。変えられ…たのかなあ… ちょっとミュージカル見たくなりましたよ。