- 本 ・洋書 (336ページ)
- / ISBN・EAN: 9780061956270
感想・レビュー・書評
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面白かった。経済学は未修だけど、こういう風に数字を使うこともできるのかと目から鱗。小難しい話じゃなく、日常に潜む問題を斬新な切り口から取り上げてるだけなので読みやすい。
英語も易しい。中学生は厳しいが高校生なら読めると思う。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
様々な社会現象について語られている定説。
その定説を経済学の観点から、要は数字を分析して論理的に、覆して新たな考えを提示しているのが本書です。
例えば、アメリカでは一時に比べて凶悪犯罪の件数が減っています。
それはなぜでしょう?
といったもの。
アメリカの警察官が頑張っているから?
銃規制が厳しくなったから?
アメリカ人が優しくなったから?
答えは本書に書かれているので気になる方はお読みになられては?
邦訳は「やばい経済学」。
映画にもなっていたようですね。 -
経済学をつまらないと思う人はまず、これを読んでから判断すべきだろう。
くだらない、ように思えて大切なことを教えてくれる。強いメッセージを含んだ本。
自分の周りにある問題意識から徹底的に調べ、考えていくレビット氏。
面白かった理由
1.レビット氏が問題を考えた手順がよくわかる
2.レビット氏が本当に興味をもっていることについて書いており、彼の興奮が伝わってくる
3.「でも」といえないほど事実が並べられる、研究はこうあるべきだと認識させてくれる -
この本はスゴく面白かったです。読んでいると自然と本に対して興味がドンドンわいてくるような感じでした。深く本の内容まで沈んで行くような感覚でもありました。僕が個人的に一番興味深いと思ったのは麻薬取引人の話でした。僕は実はその事が前からとても気になっていたので、この本を読んで納得しました。麻薬取引やギャングなどではどういう風に金が動くのかを知って納得しました。他にも不動産屋とKKKがどういう面で似ているかを知って驚きました。この本はとても分かりやすく色々説明してくれて読んでいて面白かったです。社会の一見全く関係無いように見えてしまうものを違う視点から見る事によって接点を見つけるから面白いのだと思います。
Steven D.Levittの作品





