Racing in the Rain: My Life as a Dog
- HarperCollins (2011年5月3日発売)
本棚登録 : 10人
感想 : 3件
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- Amazon.co.jp ・洋書 (304ページ)
- / ISBN・EAN: 9780062015761
感想・レビュー・書評
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これは、すばらしい。おすすめ。
ワンコ視点の本です。いやいや、ワンコってそんなに人間の言葉わかんないよ!と
最初の最初は少しマイナスなところから入ったものの、
読み進めていくうちに、どんどん引き込まれてしまいました。
エンゾ~~ -
内容も大人が読んでもそんなに違和感なく感動できます。最後はぐしゅぐしゅ泣きながら読みました。哀しいだけでなく、ちゃんと希望があって、読んだ後とってもさわやかな気持ちになります。最初は「ちょっとくらい。なんでここまで不幸がおこるのだ?」と暗い気持ちになったり、ちょっと観念的かなあといぶかしげに思ったりしなかったわけでもなくて、途中までは★いっても3つか4つかなあ。なんて思っていたんですが、最後がよかったです。
内容はかなり悲しいお話です。犬を愛して愛してたまらない著者が書いているんだなと、ひしひしと感じるお話です。犬のしぐさがかわいくてかわいくて。そして「死」の雰囲気が最初から最後まで漂います。子供向けに書き直されていてもここまで感じるのですから、原作はもっとpatheticかも。それでも感動が待っていると思いますが。
起こる話はアメリカって感じのお話です。ほかの国ではちょっと考えられないかも。
ラストのラストがかわいくて、涙があふれます。こういう終わり方いいですねえ。わかっちゃいるけど、これやられたらタオルで涙をぬぐいます。
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