What I Wish I Knew When I Was 20

著者 : TinaSeelig

• HarperOne

感想・レビュー・書評

[yamatokanekoさんの感想 · 2014年11月3日]

弟が二十歳になった時にアメリカから送った本。本人が読んだのかは知らないけど、実家に帰った時に見つけて自分でも読んでみた。

当たり前のことだけど難しい。そんなアドバイスとかストーリーがつらつらと書いてある。こういう類の本ってアドバイスそのものは薄っぺらくなりがちだけど、スタンフォードにいる著者ならではのインパクトあるストーリーが本を説得力あるものにしてる。

多分色んなアドバイスの中で、何が刺さるかは本当に読み手に依るんだろうけど。個人的に好きなのは「努力すればするほど、運はついてくる」的なやつ。

本当に自分が前進してると感じる時には、自分の成長だけでなく周りも「巻き込む」ことができている。周りを動かす為には勿論タイミングとか運も大きく関わっていて。時にはそれが上手くいかない時もある。でも運を引き寄せられない時っていうのは、結局巻き込む中心の力が弱いんだなと。そう思って進めるようになりたいなーと。この本読んで改めて思った。

[marugaritetsuoさんの感想 · 2011年11月21日]

　日本語だと「そんなの当たり前じゃん」と斜めに構えて読んでしまう私でも、英語だとなぜかすんなり頭に入ってくるSelf-Help系の本。この本も全部で１０章の簡潔な文章からなり、札幌からの帰り道などを利用して集中して読むことができた。大人にとっても十分心に刻んでおくべき人生の教訓やtipsにあふれている。またそれを説明するための逸話が面白く、あまり肩肘張らず、この逸話を楽しむこと自体を目的としても十分意義のある一冊だと思う。一番印象に残ったのはthank you noteをつけておきなさいというもの。あなたがもらったものは、かならずその人がほかの事を犠牲にしてあなたの手に渡ったものであるというくだりを読んで、感謝することの大切さがすっと心に落ちた気がした。ユーモアを交えながら語りかけてくれるスタンフォード大学の先生の本に、心が温まるひと時をいただいた。

[Lil Mackさんの感想 · 2011年1月27日]

色々な角度からモノゴトを見ろ、ルールや常識に囚われるな、自分に限界を設けない、失敗を恐れない、キャリアを考えすぎるな、努力を怠るな、周りへの感謝を大切に…といったことを様々な成功者のエピソードを挙げることで、説明した本。当たり前のことだが、それができない人が多いのも事実。特に第６章のキャリアについては、とても共感した。目の前の仕事を一生懸命やることが何よりのキャリアパスだと思う。１０年後のことなど何もわからないのだから。

[afcindrevさんの感想 · 2013年3月17日]

The key message of this book is "challenge your assumptions".
While reading, something didn't seem right. It felt that there're too much book and people telling me about HOW I should pursue my instincts and dreams but not WHAT. It seemed to me that everyone (especially people from Silicon Valley) thinks that everyone else has something they want for themselves, a core value but I just don't know what that would be.

Anyways, this was a brilliant book with lots of inspirations, each with a story of someone.

The biggest inspiration given to me was about the thank-you cards. We should never forget to thank someone and at the same time, never forget to put that into shape.

[chise*さんの感想 · 2023年8月20日]

「20歳のときに知っておきたかったこと」の原書。
Tina Seeligが自身の息子Joshに宛てて書いた、知っておくべき人生の教訓・コツのようなものを、自身の体験を絡めて分かりやすく記載した書。
各章の題名が非常にユニークで、一読したのちに振り返っても各章で何を伝えたかったかが思い出せるような、インパクトのある章立てとなっている。

1. Buy One, Get Two Free
2. The Upside-Down Circus
3. Bikini or Die
4. Please Take Out Your Wallets
5. The Secret Sauce of Silicon Valley
6. No Way...Engineering Is for Girls
7. Turn Lemonade into Helicopters
8. Paint the Target around the Arrow
9. Will This Be on the Exam?
10. Experimental Artifacts

20歳の時に知っておきたかったこと、とあるが、固定概念にとらわれない発想をすることの大切さや、そのような考え方をするためのコツがちりばめられている、というのが全体的な印象。特に、講義の主旨と関連するが、起業家には必要な要素なのではと思う。（起業家ではないのであくまで推測だが）

以下、自分用に各章の一言メモ

1. Buy One, Get Two Free
　自分の持つ資源は何なのか、既存の枠組みにとらわれていないか

2. The Upside-Down Circus
　当たり前と思われているものを、正反対にしてみる

3. Bikini or Die
　Comfort zoneを出てルールをあえて破ってみる

4. Please Take Out Your Wallets
　待つのではなく自分でつかむ

5. The Secret Sauce of Silicon Valley
　失敗は歓迎すべき

6. No Way...Engineering Is for Girls
　目的地を決めつけずに寄り道してもいい

7. Turn Lemonade into Helicopters
　周囲に注意を払うことで見つけられる幸運もある

8. Paint the Target around the Arrow
　意外と世間は狭いから、正しいことをする。人への感謝と謝罪は忘れない

9. Will This Be on the Exam?
　１回しかない人生、常に「Fabulous」であろうとすることが大事で、たとえ即座に投資が回収出来なくても将来への種まきになる

10. Experimental Artifacts
　不確実を受け入れて、自分に新たな挑戦への許可を与える

[guineasquashさんの感想 · 2017年5月29日]

2017/05/29
要するに、自分に許可を与えろ。

[shoさんの感想 · 2015年2月22日]

学びの多い有名な自己啓発本です。

[hmk404さんの感想 · 2012年5月23日]

This book written about self-help with focus auther's experience.
But frendly-English and, I think, very easy to read.

I'd like to recommend for English beginner like me!

[sjiroamyさんの感想 · 2011年10月18日]

起業する人必読。

[ひろろさんの感想 · 2011年6月11日]

-to have big goals
-problems are everywhere
-to do what is right for me
-reputation is most valuable asset
-to craft the story now to tell it later
-to give yourself permission

These are the points that I think is important.

I've already read Japanese edition,
so I read this mainly for studying English.

Again, I love this expression,
"PAINT THE TARGET AROUND THE ARROW"