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- / ISBN・EAN: 9780062135797
感想・レビュー・書評
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ショッピングモールにある寂れた動物展示場。そこで暮らすゴリラのIvanの視点で語られる日記風の物語。かつて人気者だった彼を見に来る客も、今はもういなくなり、ゾウのStellaとひっそりと過ごす日々。顔を見せるのは野良犬のBob、管理人のMack、掃除係のGeorgeとその娘のJulia。それぞれに悲しい過去があり、現実を受け入れて生きています。小説は、ちょっと切なくて、ミステリアスで、心を動かされる物語。ゴリラ視点の語り口で、英語はやさしめです。2013年 Newbery Medal 受賞作品
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Beautiful, beautiful, beautiful.....!
I fell in love with this book just reading the first line.
静かで悲しく、暖かい・・・。
実話を元にしてあるそうだけど、こんなにも想像力豊かなストーリーにできるなんて、素晴らしい!
過去のNewbery受賞作の中で、ダントツ一位!
作者の他の作品もぜひ読みたいです! -
Audibleで。朗読が非常にすばらしくて、楽しめた。
http://www.audible.com/pd/The-One-and-Only-Ivan-Unabridged-Audiobook/B00BJ88LLW
聴いているあいだじゅう、「いや、これ、ワシントン条約違反だろ」と思いつづけてしまったのが、難といえば難。聴き終えてからあとがきがあり、実話にもとづいていることが説明された。ききのがしたのかもしれないけど、最初に、年代などの説明があれば落ちついて物語に入れたかなという気もする。
でも、動物の一人称という難しい設定ながら、絵空事ではなく、話せたらきっとほんとうにこんな話をしてくれるんじゃないかという物語に仕上がっているのはさすがでした。 -
[図書館]
読了:2013/4/27
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ページあたりの語数が少なくてすぐ読み終わるかと思ったけど、なぜか読みづらかった。文体なのかなぁ。
Mack は、何となく憎めない感じがした。彼のせいでStella は…なんだけど、Ivan を子供の頃から育てた人でもあるし…。複雑だ。
オリの中のゴリラが語る話だけど、裏表紙にもある通り easygoing な性格なので悲壮感はなかった。