The Confidence Code: The Science and Art of Self-Assurance---What Women Should Know
- Harper Business (2015年3月17日発売)


- Amazon.co.jp ・洋書 (256ページ)
- / ISBN・EAN: 9780062414625
感想・レビュー・書評
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邦題『なぜ女は男のように自信を持てないのか』
面白かった!自信の持ち方について、生理(遺伝、ホルモン、脳の構造)と社会環境(女性と男性に寄せられる社会の期待値の違い)の両面から男女の違い(または共通点)を描き出す本。その上で、脳の可塑性(brain plasticity)により、生理はある程度習慣によって変えられる(=自信は自分の意思で育める)というのが後半の主張。
ジャーナリストが取材した内容を書いている本なので、学術書的ではなく、エピソードトークのようなものも多く含まれる。
また、アメリカの文化をベースに書かれているので、そこは差し引いて読む必要がある。例えば、アメリカの対比として日本の事例が度々出てくるが、全体的にしっくり来ない。日本人の自信のありなしについて社会環境の面から考えるには、ローカルな文脈で考え直さないと説得力を持たせられないのかもしれない。
本書を購入したきっかけは、入社したばかりの頃、男性の先輩(※まだ若手)が先輩社員達を前にして「俺はここにいる誰よりも出来る!」と豪語してて「その自信はどこから…?!」ってびっくり仰天したこと。
数年経った今、働く女性の「自信がなくて…」という告白を聞くことがあまりにも多く、やはり自信の男女差って大きいのでは?!と思ったタイミングで積読本を引っ張り出してきた。
ざっくり言うと、リスクを取る行動に少しずつ慣れる、考えすぎない、自分らしくある、がポイントのようなので、周りの自信ないと悩んでいる女性にも伝えていきたい。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
うーん、ティーン向けのやつの方が要点絞られててわかりやすかった!こっちは学術って感じ
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