The Word Is Murder: A Novel (A Hawthorne and Horowitz Mystery, 1)

著者 :
  • Harper Perennial
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感想 : 1
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  • Amazon.co.jp ・洋書 (432ページ)
  • / ISBN・EAN: 9780062676801

感想・レビュー・書評

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  • 私にとってAnthony Horowitzの作品を読むのはこれが初めてだと思うけど、面白かった!もともと"Magpie Murders"が気になっていてダウンロードもしてたんだけど、こっちのほうを先に試してみたら、ただのミステリーのように殺人事件が起こって、そしてそれが私立探偵によって暴かれていく…というだけじゃなくて、作家としてのAnthony Horowitzがフィクションのキャラクターとしてそのまま作中に登場して、メインキャラクターである探偵Hawthorneを題材にして本を書く為に、彼の捜査に同行する…という、面白いプロット。まさに、Holmes & Watsonの関係。Hawthornがすごく癖のあるキャラクターとして描かれていて、そんな彼に翻弄されるAnthony Horowitzの姿と二人の間のやり取りも可笑しい。コメディ要素も入ってるし、最後まで誰が犯人なのか&殺人の動機もわからないようになっていて、エンターテイメント性大の作品。今回もオーディオブックで聴いたけど、ナレーターが使い分ける数種類のイギリス英語のアクセントでそれぞれのキャラクターが際立ってとっても良かった。

    作家としてのAnthony Horowitzの経歴も全然知らなかったけど、今までに書いた作品や携わったプロジェクト(この人が映画版Tintin 2の脚本のオファーを受けて、スピルバーグと面会したなんて全く知らなかった…)なんかも知ることが出来て興味深かった。シリーズとして2作目があるし、どうやら3作目も8月に出るみたい。これは次を読まないと!と思うし、評価が更にいい"Magpie Murders"がやっぱり気になるなぁ。

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