The Boy, the Mole, the Fox and the Horse

著者 :
  • HarperOne
4.25
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本棚登録 : 59
感想 : 11
  • Amazon.co.jp ・洋書 (128ページ)
  • / ISBN・EAN: 9780062976581

感想・レビュー・書評

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  • 昨年CBS Sunday Morning で紹介があり、すぐに欲しなって近所の小さな街の本屋さんで探しました。”子供の本のコーナーにあります”と教えてもらいましたが、内容は読む方の年齢、状況に応じて、子供でも大人でも心に響くものがあると思います。

    子供でも大人でも、大きさの違いはあれども、”自分に大切なものは何だろう”、”何のために生きているのか”、”耐え難い孤独を感じる”と、思い悩むことはあるかと思います。

    ”Often the hardest person to forgive is yourself”
    自分自身を認めてあげること
    ”When I have dared to show my weakness”
    自分の弱さを見せることは、とても勇気がいること
    ”Asking for help isn't giving up”
    助けを求めることは、あきらめることではない。

    国が助ける前に、自助、共助を求めた国と違って、今暮らしているアメリカは、助けを必要とする人を、当たり前のように助け、助けられる人も負い目を感じることは少ないです。これは日本に無くなってしまった、共に支える社会かもしれません、学びなおさねば。

    日本に一時帰国した時、電車の広告に”日本語訳もでて評判”とありました。きっと何度も読み返す、大好きな本の一つになるかと思います。

    P.S. 本の表紙裏にあるメロディーが知りたくて調べました。Youtubeにも出ていますのでお楽しみください。楽しく軽快な馬のギャロップのようです!

  • 話題の本です。日本語訳も素晴らしいですが、ぜひ原作で!子どもから大人まで、むしろ大人の心に響く一冊です✨

  • 絵本と簡単には言えない素敵な本。

    本の表装も、カリグラフィー、イラスト、内容、どれをとってもoutstanding。

    こんな本を知れたのも本スタグラムを始めたからこそ。
    日本語版も最近出たということで、いつかそちらも見てみたい。

    佳寿子さんにもBDプレゼント用に買ったので、喜んでくれるといいなぁ。

  • 全文筆記体で書かれているおかげで要所要所で読みづらい単語が出てきてしまうので一回だけ全て理解するのは難しいかもしれない。
    内容をしっかりと噛み締めたいのなら2回読むことをお勧めする。
    1回目でも印象に残った文章というのはおそらく読者が潜在的に求めている救いの言葉なのかもしれない。
    英語でシンプルな文章が続く為、読み手の理解に依存している傾向がある為、日本語役よりも作者の意図や感じ方の自由度は高いと思われる。
    小学生はじめ幼い子供達に読んでもらいたい作品。

  • 日本語版も読んだが、文字が読みにくいことを除けば、英語のフレーズとして心に刻めた点がいい。

  • 手書きの文字の本だそうです。生きるヒントを教えてくれる本。
    イラストも素敵とのこと。
    チャット欄で「それ泣けるやつ!」と。

    チャット欄で作者さんのドキュメンタリーの紹介も!
    なにそれ、見たい!
    チャット欄のコメントそのまま引用。
    ↓↓↓
    The Boy, the Mole,,, の作者のドキュメンタリーです。
    https://youtu.be/-n1Fsu2tcck
    オーディオブックも素敵です。Youtubeにもありました!
     

  • kind, love and honest is important.

    comparing yourself to others is the biggest waste of time.

  • 話題の本と知って、原書で読んでみました。すらすらは読めないので、分からない単語に出会ったら、辞書を引きながら…。すると、意味が分かった時の感動が凄い!
    翻訳版なら、ページをめくった瞬間、全ての言葉が飛び込んでくるだろうけど、原書だとそうはいかない分、素敵なフレーズと出会うドキドキが味わえました!原書で読んで良かったー、と思いました。でも、どんなふうに翻訳されているのか、翻訳本も読んでみたいな。

  • The Boy, the mole, the fox and the horse
    バーンズアンドノーブルの2019年のベストブック。
    もぐらとキツネと馬と少年の物語。シンプルで平易な文章でありながら、友情の大切さ、物事の見方で全く違う世界が見えるということを説いた本と言える。とにかく冷たく、シビアなアメリカにおいて、心ではどこかで友情や相手を思いやる気持ちを持って過ごしたいということを根底に持っているのだろう。だからこそ、少年が馬から教わること一つ一つは、アメリカの人たちにとってやりたくてもできない、または気付きたくても気がつけない部分だったりする。何が一番勇敢なことだろう?それは助けることだよ。
    あなたが飛ぼうと飛ばないと、愛しているよと言った後、ペガサスになる馬のシーンが素晴らしい。

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