- Amazon.co.jp ・洋書 (112ページ)
- / ISBN・EAN: 9780064406864
感想・レビュー・書評
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YL:3.5〜4.5
語数:11700詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
11700wd
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○あらすじ
お父さんが死んでから、
なぜか幽霊の通り道になってしまったDennisの部屋。
もう幽霊の登場にも驚かなくなった彼でしたが、
今回の訪問者はUncle Arvie!それも、おじさんは何か頼みがあるようで…。
(あらすじは参考程度でお願いします。)
☆感想☆
Sharon Creechの作品です。
無理難題を押し付けてくる幽霊に悩まされる
ドタバタ系の話だと思って読み始めたんですが、全然違いました(苦笑
生前、愛する人のためにやり残した三つのことを
Dennisに手伝ってもらいたいと頼んできたUncle Arvie。
でも、おじさんは病気のせいで言葉が上手く話せないため、
一筋縄ではいきません…。
意味不明なおじさんの言葉を理解しようと
奮闘するDennisとおじさんのやりとりが、とにかく面白い!!
たとえば…
“Pin sweel Heartfoot”
いったい何のことを言っているのかサッパリですが、
実は、ものすごく愛のこもった言葉なんです!
Uncle Arvieの奥さんに対する気持ちが、すごく切なくて、
愛する人と一緒に居られなくなってしまった時に悲しみや愛情が
伝わってくる素敵なお話でした。
こんなに短いお話なのに、内容は深くて…
これって子供に読ませるお話じゃないような…(苦笑
「Walk Two Moons」もそうでしたが、
“死”を扱っていながら、ユーモアたっぷりで、
作品全体が重くないところが良かったです :) -
幽霊が見えるDennisのもとに訪れたのは、Arvie叔父さん。生前に病気になって以来言葉が不自由な叔父さんは、謎の言葉を駆使し、Dennisに3つの頼みごとをします。
Dennisは全ての望みを無事かなえてあげることが出来るでしょうか。
Dennis少年がいい子で二人の関係がほのぼのといい感じです。
作者はWalk two moons のSharon Creech。 -
Dennisの部屋には、時々、風が幽霊たちを運んできます。
今回、風に乗ってやってきたのは、ウエスタンブーツにカイウボーイハットのArvieおじさんでした。
Arvieおじさんは、Dennisに3つの願いごとをかなえて欲しいと言うのですが、Arvieおじさんの言葉は、まるで暗号のよう…
Arvieおじさんのメチャクチャな言葉と、一生懸命謎解きをするDennisのやり取りが、すごく楽しくて、なんだか微笑ましくて、すごくいい。
おじさんの、一人残したおばさんへの愛情がすごく伝わってきて、すごくあったかい、ちょっぴり切ない気分になる。
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亡くなったおじさんが、幽霊になって帰って来た!
何やらこの世にやり残したことがある様子。
生前患った病気のせいで、おじさんはおじさん独自の言葉でしか話せないから、何を言ってるのか理解するだけでも一苦労。
とにかく良いお話です。
未亡人となったおばさんへの、おじさんの愛情がせつない。
でも死んでからもおばさんの男友達に嫉妬するのは、ちょっとやりすぎかもね。 -
Walk Two Moonsの著者。ポロンさんお薦め。
SharonCreechの作品





