The Ersatz Elevator (A Series of Unfortunate Events, No. 6)
- HarperCollins (2001年2月19日発売)


- Amazon.co.jp ・洋書 (272ページ)
- / ISBN・EAN: 9780064408646
感想・レビュー・書評
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総語数:39809
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ウディ・アレンの映画の登場人物みたいな夫婦に引き取られることになったThe Baudelaires。いつも通り、先行き不安だ。そして…予感通りに、無責任で悪夢のような後見人に苦しめられることになる。
エレベーターが流行遅れ扱いされていたのは、子供たちの監禁場所を確保するためか。流行ってばかばかしいわ。
オークションのシーンで、「そこっ、後ろ見て!うしろ!!その魚!!!!」って、めっちゃ言いたかった。 -
39803 語
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"A Series of Unfortunate Events"、第六巻。
今回、Baudelaire姉弟妹が預けられたのは、
優しいけど、争い事が嫌いなJeromeと、
町で六番目に重要な経営アドバイザー(?)のEsmeの夫婦。
初めての夫婦の後見人です。
三人が預けられたアパートの通り(というか、町全体?)で流行っているのが、
何が“In”で、何が“Out”なのか。
姉弟妹が、二人を訪ねた時は暗闇が“In”だったため、
通りもアパートの中も真っ暗。
JeromeとEsmeの家は、アパートの最上階にあるペントハウスなのに、
エレベーターが“Out”のため、
到着早々、三人は真っ暗闇の階段をひたすら登るハメになってしまいます…。
この階段が一体どこまで続いているのか、
ペントハウスが何階にあるのか、ドアマンでも知らない有様で…;;
とにかく、“In”に決められた物をすぐに生活に取り入れ、
“Out”を排除するのが、流行の最先端を行っている…と言ったら良いでしょうか?
Jeromeはあまり気にしていないけれど、
これにご執心のEsmeに逆らえないので、Baudelaire姉弟妹も巻き込まれていきます;
もちろん、三人は自分たちの身の安全も心配だけれど、
それ以上に、心配なのが前回寄宿学校で出会ったQuagmire家の三つ子の行方。
せっかくできた親友を巻き込んでしまい、
早くCount Olafの計画を暴いて、三つ子を救出しようと
最初から躍起になっていましたが、手がかりは掴めないし、
どうも今回は重要な場面で、三人がミスったのが結果に響いた気がします…。
ついでに、Olafの今回の作戦が最後まで読んでも、
イマイチ分からなかったんですよね(苦笑
いつも最後は、変装した彼の元に三人が預けられるように仕組む展開だけど、
あんな大きな小細工(?)必要あったのか…。
ちょっと疑問でした;
それにしても、今回のguardianは今まで一番最低だったかも…。
何もしない、立ち向かわない、頑張ろうとしている三人を手伝おうともしない!
これまでのラストは、今後の希望が感じられる最後が多かったので、
ちょっと残念でした。 -
A Series of Unfortunate Events、第6巻。
今回、Baldelaire3兄弟(といっても姉弟妹の3人なんだけど)は、生まれ育った町に戻ってきます。
今度の保護者はdark avenueのペントハウスに住む、大金持ちのSqualors夫妻。
夫人のEsmeは流行ってるものが大好きで、流行遅れのものはたとえエレベーターであろうとも(そして彼らが超高層マンションのてっぺんに住んでいようとも)、使わない。
そういう彼女は今度、流行ってるものばかり集めたオークションを開催するのだ。
ペントハウスでちょっと窮屈でちょっと理不尽な生活を送っている3兄弟に、再びOlafの魔の手が!
前巻初登場のQuagmire三つ子が再び登場することもあり、マンネリから脱却した印象があります。
しかーし、ますます3兄弟が人間ばなれしてます。特に末っ子のSunny。
いくら歯が丈夫だからってそれは無いだろう(汗)。
YL 5、総語数39809語です。翻訳は草思社から。「まやかしエレベーター(世にも不幸なできごと(6))」です。
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