The Vile Village (A Series of Unfortunate Events, No. 7)
- HarperCollins (2001年4月24日発売)


- 本 ・洋書 (272ページ)
- / ISBN・EAN: 9780064408653
感想・レビュー・書評
-
総語数:38755
詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
39607 この本で100万語かな。
これまでの人類の歴史の中で現れては消えていった共同体の、悪いところを凝縮したような村にやってきたボードレールの子供たち。
7巻目にしてはじめて彼らを理解して一緒に戦ってくれる大人が現れた!のは嬉しかったんだけど…クワグマイアーの三つ子と一緒に空飛ぶ家で飛んでいってしまった…。まあ、ずっと監禁されていた三つ子が今では安全なところにいると分かっているだけでも進歩かな。
でも、ボードレールの子供たちはどうなっちゃうの?次は、病院が舞台?何がどうしてどうなるの? -
39607 語
-
A Series of Unfortunate Events、第七巻です。
預けられる先々で起こる不幸な出来事とCount Olafのせいで、
次のguardianが見つからないBaudelaire姉弟妹。
そこで、“自治体全体で孤児を預かり、育てるプロジェクト”(?)なるものに
参加している村に身を寄せることになります。
Quagmiresが残したCount Olafの悪事に関するヒント“V.F.D.”という名前の村を
リストの中から見つけた三人は、これで三つ子の居場所が分かるのでは?と
その村を選ぶことにするのですが…
この“V.F.D.”という村、
一言でいうとカラスに覆われている村なんです(苦笑
時間によって場所を変えるカラスと、
とにかくやたらとルールの多いところで、ルールを破ると火やぶりの刑が待っています;
村人が火やぶりに熱狂するシーンは、
まるでディケンズの「A Tale of Two Cities」みたいでした;
三人も育てられるというよりは、便利屋扱いです…。
彼らの面倒をみる村の雑用係Hectorは、
一緒にいる時は頼りがいもあって、理解もあるけど、
村を牛耳るthe Council of Eldersの前だと臆病になりすぎて、
発言できないという…なんとも大事な時に使えない奴で…;
まぁ、前回のJeromeよりは三人を守ろうとするguardianとしての自覚はあったかも。
どこから届くのか分からない三つ子の一人Isadoraからの奇妙な二行詩と
Quagmiresの居場所、逮捕された偽のCount Olafなどなど、
今回も難題が襲いかかります。
それにしても、今回は色々と説明というか、
回りくどい表現やら同じことを何度も繰り返すことが多くて、
読んでいて疲れました(苦笑
三人も、もう少し単刀直入かつ端的に話せるようにならないとダメだなぁ(苦笑
切羽詰まった時に、重要なことまで話がたどりつかなくて、
イライラする
思いもよらず、お尋ね者になってしまった三人…
これから一体どうなってしまうんでしょう? -
Series of Unfortunate Eventsシリーズの第7巻
LemonySnicketの作品





