- Amazon.co.jp ・洋書 (128ページ)
- / ISBN・EAN: 9780064409599
感想・レビュー・書評
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まだ詩が好きじゃなかった頃の男の子。だんだん文字が詩になっていく過程が素敵なんですよね。
次作がこちら↓
Hate That Cat: A Novel (English Edition)
https://www.amazon.co.jp/dp/B00O0YFUNO/ref=cm_sw_em_r_mt_dp_N87WWHSY7Q8AA00ARRQP
前作Love That Dogで詩なんか書くか!って言ってた少年が、今作ではすっかり詩が好きになっていて、好きな詩人まで出てきて、詩の専門用語までバンバン言いだすようになる。有名な詩の真似して書いてたり、すっごく楽しそう!詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
詩なんて女の子の書くものでしょ、とかなんとか言ってたけど、学校で先生に詩を読んでもらううち、ある日お気に入りの詩に出会って詩を書き始め、やがて詩人へファンレターを送ったところ・・・
主人公のぼく が、先生に当てた日記だったり詩だったりで全編構成されていて、読者はそれを覗き見させてもらうように彼の感じたことや過去の出来事などを知っていく。タイトルの秘密も。
著者がシャロン・クリーチで、主人公が好きになる実在の詩人がウォルター・ディーン・マイヤーズ。これは必読、と思ったらイラストはウィリアム・スタイグだった!鼻血。
タイポグラフィやインク色にもこだわりを感じます。
巻末に全て掲載されている、先生が読んでくれていた詩を原文で読みたくて英語版も読んでみて、金原さんの翻訳センスに改めてうっとり。
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The year before hate that cat.
I understand about Sky. I love Jack`s poem about Sky`s death. It is beautiful.
Jack is a sensibly boy who have many talent.
The audiobook is so so.
詩は嫌いと言いながら、割と最初からいっぱしの詩人気取りで、詩を発表する時の装丁にこだわるのがかわいい。
If you want to know the reason of Jack hated poems. Read Hate That Cat. -
途中はわからない部分が多い。最後の最後で感激。涙が出ました。犬が好きな人にはお薦め(Mic)
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詩なんて書きたくない!
だって、女の子が書くものだもん!
詩が嫌いな男の子、Jack。
「書きたくない」と言いながら、
実は自分でも気付かぬうちにそれが詩になっていたりw
そんな彼が、授業で色々な詩を学んでいく中で
詩の面白さに気付き、自分の気持ちや大好きだった犬のことを
詩にしていきます。
私も詩を書くの苦手なんですよねぇ…。
小学生の時、いやに詩を書く授業が多かった気がします…
そのたびに、なぜか詩じゃなくて、
どうしても文章になってしまって、
イマイチ書き方が分からなかった記憶があります(苦笑
この作品は、Jackが先生に提出するレポート(?)形式、
それも詩のように短く書かれていて、
説明もなく、文章はものすごくシンプルです。
最初は、主人公がJackという名前で、
詩が嫌いということしか分かりませんが、
読んでいくと、少しずつ彼のことが分かってきます。
ちょっと違いますが、
「Dear Mr. Henshaw」を思い出しました。 -
詩なんて書きたくない。
男が書くものじゃないし、
第一、詩書き方なんか解らない。
絶対、書けないよ。
そんなJackが、少しずつ、詩を好きになり、
少しずつ、自分の中の思いを詩に綴っていく。
最後の方で、Jackがずっと書いてきた詩のすべてが一つに繋がった時、Jackの心をずっと占めていた一つの思いがわかったとき、胸が痛くなるくらい切なくなった。
死を扱っているのに、せつなさ以上に、なんとも言えずあったかい。
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