The Carnivorous Carnival (A Series of Unfortunate Eventsm, No. 9)
- HarperCollins (2002年10月29日発売)


- Amazon.co.jp ・洋書 (304ページ)
- / ISBN・EAN: 9780064410120
感想・レビュー・書評
-
総語数:43287
詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
状況が厳しくなっていくに連れて、どんどん逞しくなっていく子供たち。これからどうなるんだ…?
オラフはどうしてこんなにモテるの?お父さんかお母さんはMortmain Mountainsにいる?かもしれない?。生きていたらそこへ向かうはず?それじゃ、次の舞台はその山脈?
そういえば、映画のエンドクレジットでサニーがさらわれていたっけ。今までになく続きが気になる緊迫したエンディングだ。早く読みたい! -
A Series of Unfortunate Events、第九巻です。
※シリーズを読んでない方にはネタばれになるので、ご注意を!
今回は、今までとは全く違った展開です!
いつもは、三人が新しく預けられたguardianの元に、
変装をしたCount Olafが訪ねてきて、あの手この手を使って彼らを
自分のものにしようと頑張る(?)形ですが…
今回は、逆にBaudelaire姉弟妹がCount Olafの隠れ家に忍び込むという
なんともビックリな展開でした(爆
前回、火事のドタバタの中で、
Count Olafたちの車のトランクに乗り込んだBaudelaire姉弟妹。
彼らが辿りついたのは、周りに何もない辺境の地にある寂びれた遊園地…
その名も“Caligari Carnival”です。
そこで三人は、Count Olafの動向と、
何やらそこで彼らの手助けをしている占い師Madame Luluについて調べようと、
変装をしてカーニバルの一座に潜入することに決めます。
その潜入のために彼らが選んだのが、
カーニバル内で見世物にされている“奇人”の一人になることです(苦笑
VioletとKlausは、一つのシャツとズボンを共有して頭が二つある人になり、
Sunnyは、Count Olafの舞台用の長い髭を体に巻きつけて半狼人間の子供…。
なかなか惨めな格好ですが、よくバレなかったなぁっと;
Madame Luluの占いは本物なのか?
前回見つけた自分たちの記録に書かれていた通り、
彼らの片親は本当は火事に巻き込まれずに生きているのだろうか?
やっぱり、今回も謎に対する明確な答えは出ないんですけど、
それでも、良い線いってたんですよねぇ…。
途中までは、初めて上手くいくんじゃ?と思ったんですけど、
もちろん、そうは問屋が卸しません(爆)何て言ったって、“不幸本”ですから;
いつもと一味違って、面白い巻でした♪
これからまた三人がどうなってしまうのか気になります x( -
44,248 語
-
Series of Unfortunate Eventsシリーズの第9巻
LemonySnicketの作品





