So B. It

著者 :
  • HarperCollins
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本棚登録 : 11
レビュー : 5
  • Amazon.co.jp ・洋書 (288ページ)
  • / ISBN・EAN: 9780064410472

感想・レビュー・書評

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  • 知的障害のある母親が自分を愛してくれているとわかっている…という段階で読む気を無くした。これほど重度の知的障害があるなら、機能的な妊娠能力があるとしても、無事に出産まで行き着くのは難しいんじゃないか。語り手の子どもの語り口も、環境の割にはまっとうな子ども過ぎる。生まれた時からこういう環境に置かれた子に、子ども時代などない。
    異常な環境に置かれた正常な人間は、異常な行動を取り始めるものだ。異常な環境で正常さを保ち続けているように見えるなら、その人は異常な人間だ。

    知的障害のある人は純粋で愛情豊かだと言う人もいるけれど、そう信じたいだけじゃないかと思う。愛は全ての人に必要。誰にでも平等に与えられているものじゃない。
    人間の中には人を愛する能力を持たない人もいる。
    確かに知的障害者は素直で、悪意を持って人を陥れたりしない。でも嫌いなものがわかるから好きなものもわかるように、悪意を持てるからこそ愛情も持てるんじゃないか。

  • 41,961words
    累計1,175,473

  • 12歳のHeidiと知的障害のある母は
    赤ちゃんの頃、母と共にBernadetteのアパートに
    突然現れ、一緒に暮らすようになります。
    23語しか話せない母と広場恐怖症のため、
    家から一歩も出られないBernadette。
    Heidiは学校に行かず、
    Bernadetteに読み書きを教えてもらいます。

    ある日、引き出しからインスタントカメラと古い赤いセーターを見つけ、フィルムを現像に出したところ、
    施設のクリスマスパーティーで妊娠中の母と
    赤いセーターを着た祖母と思われる人物が
    写っていました。
    母の言葉で唯一分からない "soof"という言葉、
    自分の名前はSo B. It と言うため、
    Heidiは苗字をItと思うしかありません。
    自分は誰なのか、父の存在も誕生日も分からない。
    写真に写っていたニューヨークの施設Hilltop Homeへ
    問い合わせの電話を掛けますが、
    返答を拒否され続けてしまいます。

    Heidiは抜群の勘を利用してスロットで
    資金を稼ぎ、年齢を偽ってネバダ州のRenoから
    施設のあるニューヨークのLibertyへ
    自分探しの旅に出ます。

    不幸な生い立ちかもしれませんが、
    彼女を取り巻く大人たちは善人が多く、
    Heidiの成長と共に最後は暖かい気持ちになりました。

    126books YL5.2 41,751words
    total 1,845,017words

  • YL5.2
    41,751 words

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