Caps for Sale: A Tale of a Peddler, Some Monkeys and Their Monkey Business (Reading Rainbow Books)

著者 : EsphyrSlobodkina

• HarperCollins (2015年9月1日発売)

感想・レビュー・書評

[ouiさんの感想 · 2022年3月6日]

こういうおとぼけてふざけた絵本大好き。
帽子の行商人がなぜか売り物の帽子をかぶって売り歩いている。頭の上にタワーができてる。
行商人の男は帽子が売れないから田舎へ。木の下に座って休んでいると眠ってしまう。
目を覚ますと、帽子がない。頭上を見上げると木の上で猿たちが売り物の帽子をかぶっている。
この後の、男と猿たちのやりとりがまた笑える。
だからなに！？と言いたくなるような終わりかたがまた最高だ。

読み終えて副題を見ると、
「行商人と、猿と、その悪ふざけ（Monkey Business）の話」
と書いてあって、そのまんまじゃん、と思わずつっこんでしまった。

そうそう、絵もすばらしい。なにせ、木が真っ白（このデザイン感覚、めちゃくちゃ好み）なのだ。これにはちょっと驚いた。行商人の顔もふざけていて、直視するとにらめっこに負けて笑ってしまう。

著者のEsphyr Slobodkinaという名前が気になって略歴を見たら、シベリア出身（ウラル山脈のふもと）だそう。アメリカに移住する前には満州に住み学んでいたという。興味深い。

[Yukiさんの感想 · 2011年11月19日]

こういう帽子屋さん、見てみたい(笑)

[sallieさんの感想 · 2011年10月25日]

○あらすじ
あるところに帽子売りがいました。
この帽子売りは、商品の帽子を自分の被っている帽子の上に
高く積み上げ、道を行ったり来たり、売り歩きます。
ある日、帽子が一つも売れず、
一休みしていた木の下でそのまま眠ってしまった帽子売り…。
起きてみると、彼の頭上にあるはずの帽子がなくなっていて…。
（あらすじは参考程度でお願いします。）

☆感想☆
以前読んだ「Mary Anne Saves the Day (BSC＃4)」の中で、
Mary AnneがKid Kitに入れていた絵本なんですが、
気になったので、図書館から借りてきてみました。

頭の上に売り物の帽子を積んで、
器用に歩く帽子売りの姿が何ともおかしいです（爆

長いタイトルから分かるように、
帽子を盗んだ犯人はサルなんですが…
どうにか帽子を取り返そうとする帽子売りとサルの攻防戦（？）が、
滑稽で、読んでいて楽しかったです。

[yukaffeさんの感想 · 2012年8月20日]

帽子売りのおじさん、いねむりしていると・・・
木の上のサルに取られてしまいました^^;

英語の繰り返しも多く、文字数の割には簡単だったと思います。
なんとも愉快な物語♪
芸術絵本です！

[かとのひもさんの感想 · 2020年10月6日]

帽子売りのおじさんが頭の上に帽子を積み重ねて町から町へ売り歩いています。

｢Caps! Caps for a sale ! Fifty cents a cap! ｣

歩き疲れたおじさんは素敵な木の下で昼寝をすることにしました。
目が覚めて頭に手をやると、たいへん！売り物の帽子がなくなってる！

木の上のイタズラっこたちがかわいい。
おじさんの怒ってるところも、フンマンやるかたない激情が溢れていておかしかった。

[Holly's Englishさんの感想 · 2012年5月1日]

0425 CD
●お薦め度（平均）：4.0 ●レビュー数： 2 ●YL（平均）：1.0 ●総語数：680 ●ISBN：9780064431439(0064431436)
●シリーズ： ●ジャンル： F／幼児向
頭の上にたくさんの帽子を積み上げて売り歩く、帽子の行商人が主人公です。帽子がひとつも売れないある日のこと、彼は大きな木の下で昼寝をしますが、昼寝の間に帽子がひとつもなくなってしまいました・・・。行商人とお猿さんたちとの交流が描かれています。繰り返しの表現が多く、どことなくユーモアを感じる絵本です。
Raz

[wondermmaさんの感想 · 2010年6月14日]

S太朗４歳１０ヶ月で出会った本。これは楽しい本！！！

[みりおさんの感想 · 2007年10月21日]

帽子の行商人が、お昼寝中に売り物の帽子をサル達に盗られてしまいます。"CIRCUS CAPS FOR SALE"の方が、もっと良いですが、これも英文はわりと平易です。673語、46ページ。

[doblog『るねっさんず！』さんの感想 · 2007年5月4日]

買っちゃいました。ついつい。おかしくて。笑える絵本。面白すぎる。
「面白い帽子をかぶってくる日」っていうのが、アメリカの小学校で、あるんだって。
この絵本のせいなのかなあ？？

[さえらさんの感想 · 2007年3月1日]

目で見てわかりやすいので、英語でも全然抵抗がありません。というか子供は英語だからとかいう先入観がないので、原語のまま楽しめるようです。