Owl at Home (An I Can Read Book 2)
- HarperCollins (1982年10月18日発売)
- Amazon.co.jp ・洋書 (64ページ)
- / ISBN・EAN: 9780064440349
感想・レビュー・書評
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アーノルド・ローベル作。
ふくろうを主人公にした5つの短いコミカルなお話がおさめられている。娘が小さい頃にいっしょに読んだことがある気がしてきた。
そう、この絵本には、夜行性の(あるいは不眠症なのかもしれない)ふくろう以外の生き物は登場しない。
どのお話にも共通するのが、ふくろうの独りよがりや勘違いが小さな騒動を引き起こすというもの。
例えば1つめのお話は、ふくろうが暖炉でくつろいでいると、入り口の扉のむこうで大きな音がし、ふくろうはそれが気になり始める。しかし扉の向こうには誰もいない。
そこでふくろうはその見えない来客を冬だということにし、家の中に招き入れてやると、突風が吹き込んできて暖炉の火を吹き消し、さんざん家の中を荒らし回ったあげく去っていくという滑稽なお話。
ちょっとまじめに解釈すると、本書におさめられたお話すべてが、典型的な神経症の症状に似ている。
寝台の掛け布団にできた膨らみを瘤だと思い込んでしまったためにベッドで寝られなくなって椅子で眠ったり、同時に1階と2階にいられないものかと階段を上り下りしてくたくたになったり、夜道をずっとついてくる月がひどく気になったり、強迫的に涙でお茶を沸かしたり、と。
神経症の症状は第三者的には滑稽に見え、ときに笑いを誘いさえするものだけれど、当事者にとっては辛いことが多い。
なんだか読んでいてちょっと胸苦しくなった。
最後のお話で、月の光に悲しみを癒され、ふくろうが眠りについてくれたので、こちらも心底ほっとさせられた。
今気がついたが、ふくろうの見た目のせいもある。というのもこのふくろう、つねに目をカッと見開いているために、いかにも視野が狭まってたいへんそうな感じに見えるのだ。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
★Owl at Home / Arnold Lobel 『ふくろうくん』
ひとりぐらしのふくろうさんのお話が5話。
これ、ふくろうくんってよりふくろうさんって感じ。こどもじゃないですよ、おじさん?
ドアをノックする音にビクついたり、お布団の中に何かいるんじゃないかとビクついたり。
私、このお話大好きなんです。
子ども向けに書かれているんでしょうが、なかなか味わい深いのです。
涙をあつめて沸かしてお茶を入れるお話なんて大人向けじゃないかしら?
ちょっとしょっぱいお茶なの。 -
YL 1.2
語数 1,491
大好きなアーノルド・ローベルの「ふくろうくん」から多読に再挑戦!
優しくて心温まるお話しが5篇
英語の一文も短くて、とてもわかり易い
特に秋〜冬におすすめの一冊 -
I love the books of Arnold Lobel.
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YL1.2 語数1491 2023.3.13★AYK
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かわいいふくろうさん。ほっこり
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YL:1.1 / 語数:1,491
[owl:ふくろう] -
心温まる、Owlおじさまの冬物語。
http://eisekatadokuroom.seesaa.net/article/408552273.html -
YL 1.2
1,491語 -
赤・1491 words
3冊あり