Just for Fun: The Story of an Accidental Revolutionary
- Harper Business (2002年6月4日発売)


- Amazon.co.jp ・洋書 (288ページ)
- / ISBN・EAN: 9780066620732
感想・レビュー・書評
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リナックスの生みの親、リーナス・トーパルズの自伝。linuxを生み出したリーナスの幼少時代、linuxが生まれた背景、そしてlinuxが社会にどう影響を与えたかが書かれている。linuxが生まれるまでと、生まれてから一部の愛好者に使われていた頃の話は熱量があって面白かったが、IBMとかSUNとか登場し話が大きくなってからは読み飛ばしてしまった。ただ、著者の持論である、すべてのものは生存のために生まれ、社会的な意味を持つようになり、最後には楽しむことだけが残るという話は印象的だった。役に立つもの、利益があるものは状況や時代が変われば衰退していく。残るのは一見無駄に見えるが、楽しみを与えてくれるもの。集中と選択をすべてに当てはめて、今必要なものだけに注力するという考えは長い目で見ると文化の衰退を招き、つまらない社会に繋がっていく。また、楽しみというのは人間が行動を起こす原動力でもある。仕事は楽しくてはダメだとどこかの偉い人が言っていたけど、情熱を持って仕事をするためには多大な行動が必要であり、その行動を生み出すためには仕事の中に楽しみが必要だと思う。
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LinuxっていうOS(?)を作った人の自伝。
Linuxが未だに何かよくわかってないくらい、でてくる単語はよくわからなかったけれど、
主人公の考え方はすごく興味深い。
「オープンソースは人類にとってよい」
there are only three motivational factors for human beings. 1) security, 2) social class, and 3) entertainment.
in the end, everything becomes entertainment.
LinusTorvaldsの作品





