The Curious Incident of the Dog in the Night-time

著者 : Mark Haddon
  • Vintage (2004年4月1日発売)
3.46
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  • 本棚登録 :51
  • レビュー :12
  • Amazon.co.jp ・洋書 (288ページ)
  • / ISBN・EAN: 9780099470434

The Curious Incident of the Dog in the Night-timeの感想・レビュー・書評

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  • 自閉症の少年の一人称による語り。
    「独特のものの見え方」を表現するための文体にちょっと癖はあるものの(and and and...でやたらと繋ぐとか)、主語・述語が明快な文章で、英語としてはとても読みやすい。

    ただ、物語の内容としては正直、疑問だらけだった。

    (以下ネタバレ&文句ばかり)

    主人公の少年は15歳という設定。「めちゃくちゃな行動も成長のうちだから」と、可愛く思いながら見守れる年齢では、正直、ない。社会的な思考がまるでできない、トイレも普通に使えない。そのくせ「sex」なんて言葉をやたら使って大人に絡んでいくあたり、違和感を通り越して軽い嫌悪感さえ覚えてしまった。
    そして、周りの大人たちが振り回されるさまがあまりにも痛々しい。両親もまあ大変だろうけど、特にご近所の奥さん目線になって読むと、この主人公どころじゃなく、両親含めて一家全員、ひどい。
    息子は庭に勝手に入ってきて不躾なことを言う、母親は旦那を寝取って逃げたあげくのうのうと帰ってくる。親父はひとんちの飼い犬を殺しておいて、息子の機嫌をとるために、目の前で新しい犬を飼い始める…特に最後の行動、心温まるどころか、あんまりじゃないかと思ってしまった。
    これを、良い話、希望のあるエンディングとして読むには、相当な仕打ちも目をつぶって許せる、寛容な人でなくてはいけないのではなかろうか…

  • 推理小説としてはイマイチだったが、アスペルガー症候群の理解には役立った。

  • 62005

  • 自閉症の少年のお話。一人称で書かれているので、彼の頭の中を覗くことができます。文章もすっきりしていて、読みやすい。でも、彼の考えている事はコンプレックス。パズルや数学、科学などが好きな人は、より楽しめると思います。ちなみに本のタイトルには半分くらいしか触れません。あとの半分は彼自身と彼の家族の話。非常に興味深いです。おすすめ。

  • 英国人マーク・ハドン書のミステリー小説。とは言っても物語は15歳のアスペルガー症候群の天才的数学能力のある少年クリストファーによって語られる。物語は近所の犬が殺害され、クリストファーがその犯人を探しだそうとする場面から始まる。彼の思考、行動、そして彼の目から見る世界がいかに独特なものなのかが興味深い。

  • アスペルガー症候群の主人公、Christopherの冒険譚。題名からCraig Riceばりのほのぼのミステリを期待していたが、実際は崩壊家庭の再生物語。しかしChristopherの奇矯なほどに論理的なパーソナリティに魅了され、後半は一気読みした。英語は掛け値なしに平易。各所に挿入される理屈っぽい小話も良。

  • 別に普通ー。
    課題図書だったから読んだだけ。

    まぁ最終的にChristopherは成長出来て良かったかな。
    あの一家が幸せになれば良いなーって思う。

  • コレ評判いいんですが、私的にはイマイチでした。。。

  • YL 4.1  65,000語

    自閉症の少年から見た世界が書かれています。
    ちょっと不思議な本ですが、興味深くおもしろかったです。

  • 小鳥も私も読みましたが、小鳥の感想は「おもしろかった。特に、101(章)では長年、謎だったロジックの問題をわかりやすく説明してくれていたのでよかった」…算数オタクの小鳥らしいコメントでした。私の感想はというと…ほんとに自閉症の子どもからこのように世界は(特に両親など近くにいる大人の振る舞いは)見えているのかなぁ?殺犬事件が解決され、主人公が将来の夢を語って終わっているけれど、実は何一つ変わっていないんじゃないかと思ってしまう私は悲観的すぎるでしょうか?

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