Of Mice and Men (Penguin Great Books of the 20th Century)

著者 : John Steinbeck
  • Penguin Books (1993年9月1日発売)
3.77
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  • 本棚登録 :76
  • レビュー :13
  • Amazon.co.jp ・洋書 (112ページ)
  • / ISBN・EAN: 9780140177398

Of Mice and Men (Penguin Great Books of the 20th Century)の感想・レビュー・書評

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  • 大恐慌時代のカリフォルニア。粗野だが面倒見の良いジョージと、知的障害を持ちながらも力持ちで心優しいレニー。農場を持ち、ウサギを育てながらのんびり暮らす事を夢見ながら、二人は日雇い労働者として働いていた。そんな彼らがやっと夢を掴みかけたその時ー。人を拒みもせず、受け入れる事もなくただそこに在る、広い広いアメリカの荒野で、ろうそくの灯のように小さな夢を追いながら生きる人々。主人公の二人、老いに怯える男性、仲間外れの黒人、女優を目指す女。そして夢を追う者は同時に孤独でもあり。たった少しの間でも互いに夢を共有できたジョージとレニーは間違いなく幸せだったと思う。短いながらもスタインベックらしさが凝縮された、鉱石のような一冊。ちなみにゲイリー・シニーズ監督兼主演の映画もオススメです。

  • 【Impression】
    これはいかん、最後のシーン。
    映画になりそう。画が目の前に浮かぶ。
    レオンの最後の倒れ方みたいなシーンになることやろう

    ただ、あそこに至る過程が省かれている
    なぜ主人公は大きい男を殺してしまったのか、
    自分のミスによる責任を感じたのか。

    とにかくも、短いにも関わらず、「余韻」という面では凄まじい

    【Synopsis】
    ●主人公と大きな男が「自分達の牧場を持つため」に牧場で働くことになる、が、大きいほうの男は頭が弱く基本的に何も言わずに働くことを主人公から言われている。なぜなら彼は力はとてつもなく強いためだから。そして、拾ったネズミを飼おうとしていたが殺してしまう。
    ●牧場創立の仲間に一人の男が加わった事により、資金面に目途がつく。主人公は「誰にも話すな」としていたが、大きい男が牧場主の息子の嫁に話してしまう。ここの夫婦にはもともと問題があり、仕事仲間たちはみな警戒していた。この時大きい男は犬を飼っていた。
    ●ある日犬が死んでしまい、また、大きいおとこと嫁が話をしてしまい、大きい男が「ソフトなものが好き」という言葉を聞き髪を触らせる。しかし大きい男の力は強く嫁を死なせてしまう。この時、主人公は大きい男から目を離し、街へ行っていた。
    ●「何かあった時は森の中にいろ」という主人公の言葉を思い出し、森へ向かう。すると主人公がやってくる。銃を携えて。
    ●「どんな牧場にしようか」と主人公が大きい男に語りかける、大きい男は夢を語る、そして頭の後ろに銃口を向け発射。そして仕事仲間の声にて終わる

  • text stats
    Fog Index: 4.9
    Flesch Index: 86.9
    Flesch-Kincaid Index: 3.3
    Words: 29,888
    ATOS Book Level 4.5

    アルクの標準語彙水準 SVL12000のレベル別
    SVL9: sling, forefinger, dabble, gutter, reluctantly, carp, buck, bitch, mimic, irrigation, jack, rectangular, latch, occupant, unbutton, cultivator, tart, harness, rectangle, twitch, poke, stink, bust, pulp, reversal, thong, sheriff, hoe, aloof, meager, avert, woe, preview, redden, hover, gust, starch, sewer, hoot
    SVL10: debris, wedge, denim, bony, bastard, wee, shuffle, bristle, gingerly, punk, tangle, butt, politic, upside, bout, receptive, flop, manure, flare, lousy, dusky, lance, skull
    SVL11: drone, scoff, whisk, stave, glimmer, roach, scourge, skinner, squint, grunt, squirm, doe, screech, mule, nasal, brittle, apprehensive, derision, picket, hunch, scuttle, gnaw, whore, nibble, poised, flex, fawn, whine, dope, fin
    SVL12: scowl, periscope, whimper, bunk, whitewash, whisker, stocky, bale, muzzle, slough, derogatory, thud, bridle, hatchet, overtone, crease, douse, stead, stubble, cot, welter, cower, buggy, baloney, appraise, jeer, tenement, writhe, muffle, hoarse, cringe, squat

  • 【概要・粗筋】
    小さくてすばっしっこいジョージと頭は弱いが力持ちの大男レニーは二人っきりで旅をしながら働いていた。その日暮らしの彼らであったが、二人には自分たちの土地を手に入れるという夢があった。しかし、その夢は叶えられることはなかった。凸凹コンビのジョージとレニーの悲劇を描いた中編小説。1937年発表で邦題は『ハツカネズミと人間』。


    【感想】
    去年(2006年)に翻訳を読んでいたので、内容はほとんど覚えている。しかし、原文であることと、この作品が再読に耐えうる質を備えているため、面白かった。

    最初から読み直してみると、最後の悲劇は遅かれ早かれ彼らを襲い、避けられないものだろうと思わせるものがあった。

    登場人物たちのほとんどは根無し草のブルーカラーなので、会話文には省略や二重否定、俗語などが頻繁にでてくるものの、すぐに慣れる程度のもの。そして、地の文は洋販がTOEIC 600点以上としているだけあって、その程度の平易な英文だった。

  • 『ハツカネズミと人間』という邦題で翻訳もされているけど、是非原書で読んで欲しい一作。邦訳版だけでこの作品の印象を決めてしまうのはもったいないかと。

    流れの労働者2人組を取り巻く救いのない状況と、彼らの無邪気な夢との対比がこの話の悲壮感を一層際立たせます。演劇を意識した作品とのことで、短いながらもテンポよく話が進み、読みやすいです。

    個人的には小説を読んで初めて泣いた作品なのでとても思い入れがあったり。
    ジョン・マルコビッチ出演の映画版も原作の雰囲気がでていて素敵でした。
    舞台を現代にしたリメイク版映画がでないかなと期待。

  • 有名な本なので、何となくラストを知らないでもない状況で読みましたが、それでも泣きそうになりました。
    舞台演劇を観るような構成で、登場人物の描写にも、たとえば私小説のような「リアル」はありませんが、だからこそシンプルに(ある種寓話的に)話がまとまっており、すっと作品世界に入っていけました。ちょっとしたエピソード、仕草から各人の性格、牧場内での位置づけなどのイメージがぱっと広がり、場面場面が鮮やかに目に浮かぶのもさすがです。
    映画版は見ていませんが、主演の二人をはじめ好きな俳優さんが出ていいるにもかかわらず、たぶん今後もみない気がします。本から喚起されるイメージにはかなわない気がするから。
    泣ける本=いい本では全くないと思いますが、この短編はただ涙以上のものを残してくれると思います。

  • 洋書を読んで初めて泣いた一冊。
    学校の課題図書で高校生の時に読んで、映画も見て、
    いつまでも強く、心に残ってる。

  • One of the best books I've read at school.
    I really enjoyed the movie too.

    It's so sad
    It's just so sad=(

  • 読んだのが中一の英語の授業の時だったのですが、あまりにも結末が悲劇的すぎて今でも覚えています。
    知恵、体、全く対照的なジョージとレニーが1929年の世界恐慌にも負けず、夢に向かって頑張る姿が凄くたくましい。
    しかし最後があまりにも悲しく、今まで夢を追っかけてきた2人が可哀相に思えて仕方ありませんでした。
    「これで良かったのか?」何度もクラスでディベートしましたが、正論であっても受け入れにくかったです。

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