A Clockwork Orange (Penguin Essentials)

著者 : Anthony Burgess
  • Penguin (1998年9月3日発売)
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  • Amazon.co.jp ・洋書 (160ページ)
  • / ISBN・EAN: 9780140274097

A Clockwork Orange (Penguin Essentials)の感想・レビュー・書評

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  • 御園生紹介の一冊。
    是非原著でトライする事がおすすめです!

  • 映画化された小説は映画と比較されることを余儀なくされるが、アートとしての質を比べた場合(形式の異なる芸術を比べることに意味があるのか、という議論はさておき)大抵の場合、小説の方に軍配があがるのではないか。小説は百パーセント小説家の独断場であるが、映画は予算、配役、音楽など不確定要素が絡むうえ、2時間前後という制約がある。もちろん原作を先に読むのか映画を先に観るのかによって、どちらの形式から固定観念をもってしまうかということにも左右される。
     私はClockwork Orangeの映画を、しかも何度も観た後で原作を読んだ。まえがきに映画ではラストがちょん切られている、小説の方は映画のエンディングの後さらに続くとあったので楽しみに読んだ。腐敗した政治を皮肉ったアイロニー色の強い終わり方をする映画に比べ、小説の方は暴力は若さと切り離すことができないという哀愁をおびた終わり方をする。この主題ともいえる終わり方に意義はなくはないが、読者がすんなり納得してしまう暴力の説明でありそこに感動はない。この小説の眼目ともいえる造語NadsadもSF小説のようなトーンを全体に与え、アンチ・ヒーローのアレックスの心情を巧みに表現するのに無くてはならないが、小説家の使う知的ツールという役割に収まっておりTour de Forceではない。
     原作の方は長編小説ではなくノベラと呼ばれる短篇に近い中篇小説であるのに対し、映画の方は小説の途中の部分をエンディングとしているにも関わらず長い旅のような、原作は長編ではないかと思わせる重みがある。これは語り、ストーリーテリングの密度の高さによるものでこの点だけとっても映画の方に軍配があがるといわざるをえない。
     キューブリックの映画化のせいでこの小説の売り上げは劇的に伸びたがエンディングをかえてしまったことやバイオレンスが誇張されたことで著者は映画化作品を好意的に認めていないらしいが、してやられたという嫉妬もあるのではとあるのではないだろうか。バージェスがそれに意識的であるかどうかは別として。

  • 英語の授業で読んだ一冊。
    非常に面白かったです。
    最初は誰でも「?」となる少年達だけの言語、通称NADSAT。
    しかし読んでいくうちに自分たちも理解出来るほど、その世界にどっぷりはまっていきます。
    主人公の少年、Alexが悪いと分かっていても、凄く同情してしまうのはやはりBurgessのテクニックでしょうか。
    そしてまた、Alexの趣味がクラシックを聞くこと、というのがまた面白いなと思いました。

  • 邦題 『時計じかけのオレンジ』

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