- Amazon.co.jp ・洋書 (32ページ)
- / ISBN・EAN: 9780140501780
感想・レビュー・書評
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「ジルベルトと風」に続いてマリー・ホール・エッツ作。
本書もよすぎてため息がもれる。ぜんぶ読もうと思って調べたらめちゃくちゃ高値がついてる。復刊しないなんて信じがたい。
ともかく、本書の和訳を1冊買って、本書の少女と同じくらいの年齢の姪っ子に送りつけた(笑)
草地に遊びにいった少女の「わたし」は、そこにいたバッタやカエルやカメやリスやウサギやシカや……に「遊ばない?」といって近づいていくのだけれど、みんな驚いて逃げてしまう。でも水辺でじっとしていると、みんなが「わたし」のそばへ静かに集まってくる。
ここに描かれている「わたし」の歩き方や仕草、表情が、シンプルな絵ながら生き生きとしていてすごくリアル。
余白の多い絵で、「わたし」や動物たちだけ色が付いている。そこだけ、重力が感じられる。
そして、背景でたえず微笑んでいる白い太陽みたいに、少女と動物たちに対して注がれる作者の眼差しが優しい。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
マリーホールエッツの名作。
牧草地で女の子はただ遊びたいだけです。でも動物は逃げ続けます。 彼女が池のそばでじっと座っていると、動物たちは皆彼女に戻ってきます。 忍耐と優しさを教えてくれる1冊。
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紹介者 tane
活き活きした表現ってこういうのか!と感動した1冊。絵を見ながらじっくり楽しむのに最適でした。GRの教科書っぽい感じが苦手だけど絵本は難しいし、と困っている方に試してほしい絵本です
紹介者 ゆりこ
1955年初版。この本からは柔らかなお日様の温もりと頬をくすぐるような風が、優しく感じられます。野原で小さな女の子が、生き物達に「あそぼ」って声を掛けます。なのにみんな逃げていく。なら今度は息を潜めて、ただじーっとしてみよう。そしたら…。たまごいろの背景に心癒されます。【おおぶ文化交流の杜図書館所蔵】 -
総語数:460
一緒に遊ぼうと駆けていく少女に、逃げる動物たち。
しょんぼりして池のほとりにしゃがんでいると…
ほっぺをなめられた少女の絵がかわいらしくてたまらない。 -
自分以外の生き物と仲良くなるには、それなりのマナーを心得ていなくちゃいけない。
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コールデット賞を獲得したという"In the Forest" の作者です。
この方の本はこれで4冊目ですが、いずれも動物などの自然とのふれあいを描いた、心温まる絵本で、多読本としてだけでなく、絵本としてもおススメです。
3歳半の息子に、邦訳版の「わたしとあそんで」と一緒に読みました。
それぞれの動物の名前や「Will you play with me?」という決まり文句、そして逃げていくときの表現など、本当に少しだけの語句ですが分かる単語が増えてきていることを実感しました。
まだORT Stage1+を読めるかどうかのレベルにはやや長くて難しい本ですが、基本的には同じような内容がひたすら繰り返される本なので、もう少ししたらまた読ませてみたいです。 -
まだ読んだことがありません。今夜読んでみるんだって。
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YL1.0-1.5
460語 -
お日様も出て、牧草地へ遊びに出た女の子。バッタやかえるや…りす…次々出会う動物たちに「遊ぼう」と近づいていくと皆逃げていってしまいます。ところが、池のそばの岩に腰掛けてじっとしていると、動物たちが…。笑顔へと移り変わる女の子の表情がかわいい、私たちも穏やかな心地になるマリー・ホール・エッツの絵本です。邦訳は「わたしとあそんで」。
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・YL1.5 450語 「簡単なフレーズが繰り返し使われるので言葉に馴染みやすい絵本でした。 女の子がみんなと仲良しになれるシンプルな方法に気づきホンワリ温かな気持になりました♪ 」
Marie HallEtsの作品





