Whistle for Willie (Picture Puffins)
- Puffin Books (1977年2月24日発売)


- Amazon.co.jp ・洋書 (32ページ)
- / ISBN・EAN: 9780140502022
感想・レビュー・書評
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口笛を吹きたくてたまらないPeterが偶然口笛を吹けるようになるまでのお話。
といってもこれといった物語はなく、実際にありそうな日常生活の一場面や、いかにも幼い子どもたちがしそうな行動が活写される。そこがいい。
例えば隠れていた段ボールから出て歩いて家に帰るまでずっと道にチョークで線を引き続けるとか、自分の影からどうにかして離れようとするところとか、口笛を練習するうちにむやみにぐるぐる回り出すところとか。またPeterの絵がかわいい。
Peterは段ボールに隠れてそこから犬のWillieに口笛を吹いて不思議がらせたい。
それが実現したとき、Willieがただ嬉しそうにPeterに駆け寄ってくるだけ、というのもいい。
絵もエズラ・ジャック・キーツが描いている。何より背景の図柄と色使いのデザイン感覚がすごく好き。室内の壁紙の植物柄も好きだけど、レンガのデザインがなんともあったかい。ピンクを背景に、そこへ平筆で白やオレンジや黄色、茶、赤などの色を置いてレンガとしてある。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
口笛が吹けるようになりたいPeter。何度も何度も練習して、お父さんの帽子を被って大人ぶってみたりもしたけれど・・・。きっかけをつくったのも、一番の助けになったのも、犬のWillie。うれしくなって、思わず口笛吹きたくなっちゃう絵本です。379wd
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少年Peterは口笛の練習をします。379語、33ページ。
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中文版: 彼得的口哨 (上誼)
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380words RL2.8 410L
Ezra JackKeatsの作品





