- Amazon.co.jp ・洋書 (255ページ)
- / ISBN・EAN: 9780141025773
感想・レビュー・書評
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大晦日のロンドンの夜。とあるビルの屋上にそれぞれの問題を抱えてやって来た4人‐Martin, Maureen, Jess, JJ。みんなその夜に自殺しようと思って屋上に上がってきたのに、他の3人と鉢合わせになってしまい…。
という、面白い設定。4人それぞれの視点で順に話が進みます。この作家 Nick Hornby は、"About a Boy"とか"High Fidelty"とか書いてる人なんですねー。作品読んだの初めてだったけど、個々の回想シーンとか熟考シーンとか、ウィットが富んでて面白かった!でも、Jessの爆弾キャラは、読んでるだけでもイライラする(笑)こんな子が実際にいたら、絶対仲良くできそうにないな…(^^;)
自殺を考えるまで追い詰められた人達の視点で語られるので、ハッピーな内容ではないんだけど、でも思いっきりhopelessなわけでもなく。このテンションでああいう独特な話が書けるっては、この作家ならではなのかな。他の作品も読んでみたい。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
☆Infinitum Nihil映画化権獲得
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大晦日にロンドンの自殺の名所で出会った自殺志願の4人の男女の視点で語られる物語.ホーンビィらしい語り口,ダメ人間への視点はやっぱり抱腹絶倒の面白さです.
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設定も面白いし、4人の様々な角度から物語が見られるから面白い。続きが気になって気になってどんどん読み進められる本です。