Orientalism (Penguin Modern Classics)
- Penguin Classics (2003年8月28日発売)
- Amazon.co.jp ・洋書 (432ページ)
- / ISBN・EAN: 9780141187426
感想・レビュー・書評
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ポストコロニアリズム理論の古典であり必読書。
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思考が緻密だからか、そういう文体だからか、私の頭が悪いのか、とにかく読むのに時間がかかっている。翻訳の助けを得て読み進めている状態。
ここに書きでもしないとモチベーションが持続できそうにないので、読了前だけどアップ。
フランス語文献の引用が多いのが、第2外国語はスペイン語だった私には痛い(スペイン語でも読めないと思うけど)。
ただ、難解なのだけど、考えさせられる点も多い。今まで「オリエンタル」ときくと漠然とアラビアンナイトの世界をイメージしていたけれど、それこそが西洋の産物であることを知るとものの見方が変わってくる。サイードはパレスチナ出身のアメリカ人だから、余計にオリエンタルとイスラムの関係には敏感で洞察も深いのだろう。
いつ読み終わるかな〜 -
Saidが2003年に自身の著書に序文を付け加えて出版した。
9.11やガザ地区の問題など1979年の出版から約25年の間にあった世界情勢を振り返った上で,異文化理解のために私たちが今後何をすべきかを問い掛けている。
250ページにわたって読みごたえがあるが、決して読みにくいわけではない。
ちなみに序文は都内某大学の編入試験問題にも使われていた。 -
なんか表紙が違うけども。洋書はISBNが同じでもこういうパターンが多いな。そしてペンギンさんはやっぱり高い。日本語版が借りられてたので、夏休みだし、背伸びしてもいいかと。時間も無く、まして能力も無く、やけに長いIntrductionさえ読み切れずに敗北。平凡社ライブラリーで読もうかな。