- Amazon.co.jp ・洋書 (96ページ)
- / ISBN・EAN: 9780141301075
感想・レビュー・書評
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意地悪で不潔な夫婦Twitsのお話。
この不潔さ加減をアップで挿絵にするのはやめて!って感じです。
二人がお互いに意地悪をやりあうのが話の前半。
すごい仲が悪いのにベッドルームが一緒ってとこが外国だわぁ、なんて変なところに感心したりして。
後半は、Twits夫妻が飼っている(いじめるために飼ってるのか?)サル達と夫婦につかまってパイにされちゃう鳥たちのお話。
サルたちは夫婦に仕返しを考えます。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
Twits夫妻は、とにかく不潔。夫は顔じゅうヒゲもじゃで、顔を洗わないから食べかすがヒゲのあらゆるところにもぐっている。妻は取り外し可能なガラスの片目を持っていて、心が汚いので顔も醜い。
二人の生活は気が抜けない。お互いいたずらをしかけ合うのだが、そのいたずらが、笑えない……。そして庭では動物にひどい仕打ち。たまりかねた動物たちの復讐劇が始まる。
いやぁ、絶対にこうはなりたくないという見本ですね。ラストはもう、ブラックすぎて、グリムも真っ青。でもクエンティン・ブレイクの挿絵のおかげでうまく笑いになってます。こういう奴らがこうなったら気持ちいいだろうなー、こうなることが世のためだから仕方ない、と思える結末で。おもしろかったです。
実は今回ダールの本は、本来読みたいPBを読むためのウォーミングアップとして読んだのですが、初めて読むPBにはお勧めしません。子供向けの本なので、字は詰まっていないし挿絵も豊富ですが、けっこう難しい単語が使われています。言葉遊びもあるし。児童書ってこういうところで侮れないんですよね。
ダールのシニカルなブラック・ユーモアを久しぶりに味わって、ぬるまったいハッピーエンドだけの児童書ばかりでなく、こういう本を読ませることも子供には必要だと思いました。たまにはピリッとスパイスの効いた物語で気を引き締めてあげましょう。
ちなみに訳書は、以下の2冊があるようですが、アマゾンのレビューでは旧訳(田村隆一訳)の方が断然良いらしいですね。両方読み比べてみてもいいかも。
読了日:2006年7月26日(水) -
我が家のDahlコレクション。
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私はこれを読んで何回も悪夢を見たことがあります。とにかくおもしろいのですが、ちょっぴり恐いキャラ二人が出るので子供達は怖がるかも。最後の二人の結末も恐いかも(汗)。
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久しぶりに英語多読を再開。Roald Dahl の子供向けシリーズの一冊で、薄くて読み易い(7,000語くらい)。1時間くらいで読めちゃった。
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hilarious! Roald Dahl is hot haha
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邦題「いじわる夫婦が消えちゃった」です。(最近「アッホ夫婦」とかいうのに変わっちゃったみたいだけど。。図書館で借りました。汚くてひどくていじわるで、読んでるときは「なんだこれ?」の連続だったけど、子供って、こういうの好きなんですよね。。。初対面のイギリスの方ともこの本で盛り上がりました!
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相変わらずダールさん、手厳しい。痛快といえば痛快。
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5.ちょっとした気分転換に良かったかな?雑誌をパラパラめくるような感覚で、楽しめました。ちょっといただけないような気持ち悪い内容もありましたが、こんなドタバタもたまにはいいでしょう・・・(^ー^* )フフ♪