- Amazon.co.jp ・洋書 (64ページ)
- / ISBN・EAN: 9780141302294
感想・レビュー・書評
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読みやすい英語でした。
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■書名
書名:The Magic Finger
著者:Roald Dahl
■概要
《魔法のゆび》をもった女の子。不幸がおこるから、その《ゆび》
は使っちゃいけない。でも、罪のない動物を殺して狩りを楽しんで
いる隣の一家に、つい《ゆび》を使ってしまった。そうしたら…!?
(From amazon)
■感想
多読用児童書。
この作者さんは、「チャーリーとチョコレート工場」の作者さんです。
個人的には、この方の本では「Matilda」が一番面白かったですが、
まあ、今は関係ないので・・・
この方の物語の特徴は、"まともな人物+ブラックな人物が起こす
行動とハッピーエンド"にあると思います。
本書もまた、その方程式に乗っ取って物語が進んでいきます。
(ブラックな人物の設定は弱いですが・・・)
この物語が言いたいことは一つだけだと思います。
"因果応報"
"やられたことはやり返されるから、自分が他人にやられて嫌な事は
相手にしないようにしましょう。相手の気持ちになって行動しまし
ょう"という事を、分かりやすく物語りにしています。
少し成長した子供(幼稚園や小学生低学年)向けなお話ですが、大人
も実はすぐに忘れてしまう部分だと思いました。
児童書は、結構な確率で、大事な事を思い出させてくれます。 -
ブラックな印象の強いロアルド・ダールなのに、これはとても普通でした
日本昔話を子どもの頃に読んだのと同じような気分で読めました。
文章も、絵本と普通の本(?)との間くらいでとても読みやすかったです -
いつも狩りに出かけるお隣のGregg一家。遊びで動物を殺すなんて!と怒ったら、目の前が真っ赤になって…Magic Finger使っちゃった。一家はあら大変!いつも標的にしている鳥になっちゃいます。撃たれる気持ちがわかるかな?
"We are allowd to shoot ducks!""Who allows you?" asked the duck.のところがぐぐっときました。短いのであっという間に読めます。でも怖い話だよね…。
SSSレベル3
総語数 3748語 -
YL3.0-4.0 語数3594w 隣の農家は、家族がみんな銃を持って毎日鳥を撃っている。それがどうしてもガマンできない。かっとなると私の指に魔法がかかって、奴らをこらしめることができるんだ。
子供向けのファンタジーと言ってしまえばそれまでだけど、動物に銃を向ける是非が描かれているこの作品は、大人でもそれなりに楽しめると思う。
Dahlの本はレベルが上がるごとに本の厚みが少しずつ増えていきます。難しい単語が次々に出てきても、ストーリーの奇抜さとQuentin Blakeの不思議なタッチのイラストにつられて、どんどん飛ばし読みが可能。 -
語数[3,594] YL2.9
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隣のGregg一家は、狩りが趣味。ただ楽しむためだけに、動物たちを殺します。
どんなに狩りをやめさせようとしても、全然人の話を聞いてくれません。
だから、つい怒って、‘魔法の指’を使ってしまったのです。
次の日、Gregg一家がどうなったか確かめようと電話をかけてみると、電話の向こうから聞こえてきたのは、グエッグエッグエッ… カモの鳴き声でした。
絵も多くって、ほとんど絵本感覚で読めた。
けっこうのんきに鳥化して馴染んでるGregg一家の様子とか、その後のあまりの変わりっぷりとか、ちょっと笑えてしまった。
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魔法の指を持つ少女の話。…なんだけど、肝心の少女よりもグレッグ一家やアヒルのほうが目立ってます(笑)それでも、ダールらしい皮肉が効いていてよかったです。単語も簡単なのでさくっと読めます。
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総語数:3,748語(計216,156語) -
2008年4月読了。語彙、文法共が優しく、語数が少ないため、初めてDahl作品に触れるにはピッタリの作品だと思います。
2009年10月再読。 -
0205/YL:2.9/3,748語/総語数797,509語/