Bullshit Jobs: The Rise of Pointless Work, and What We Can Do About It

著者 :
  • Penguin
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本棚登録 : 51
感想 : 4
  • Amazon.co.jp ・洋書 (368ページ)
  • / ISBN・EAN: 9780141983479

感想・レビュー・書評

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  • 発想自体は共感できる部分も無くはない、と思って読み始めたんだけど…。リサーチ対象が「自分のTwitterフォロワーさんの主観」て、もはやそれは調査とは呼ばないのでは?しかも最初の方の分類は何か分からんでもないと思ってたけど、あの掃除する所が大量にありそうなアメリカのコンビニやレストランでサーバーさんが「やることないから時間をつぶすだけの為に無為に掃除をしている」なんて超実感わかないし、サブの教員なんてshit jobではあるだろうけど一番bullshit jobからは一番程遠いと思うしで色々納得いかな過ぎた。

  • この本も読んでから、考えをまとめたいと思いながら、日々の営みに流されてしまって咀嚼しきれずにきてしまった一冊。やりがいが感じられない、無駄で無意味で、ある意味、perniciousな仕事をする人が多い、逆に役立つ仕事ほど賃金が低い。。コーポレートロイヤーの仕事がbullshit jobの典型と書かれていたのはショックでしたが(自分もその仕事をしてるつもりなので)、The rise of pointless work and what we can do about itをテーマとする本書、重要な一冊だと思います。

  • 世の中に存在する仕事の多くは無意味なのではないかという2013年ごろバズったブログ記事の作者が書いた本。様々な方から届いた意見も交えながらなぜこの現象が起きてしまったのかを深掘りしていく。
    実際ブルシットと感じる人はあくまでも主観なのでデータで証明することが出来ないが、様々な種類の無意味な仕事がある。例えば、トラブルの多いシステムをひたすら修復していくSEや上司の立場を証明するための量増し部下要員など様々な事例がある。そして後半はなぜそうなってしまったのかを歴史を振り返りながら考えていく。結局やらないといけないケアなどは当たり前だからお金が発生しないけど、やりたくないものに対して金銭は与えるべき、みたいな考え方が根付いてしまったので、仕事イコール辛いことに値して、家事などお金と置き換えることができないものに対してはお金は発生しない仕組みができてしまった。
    最後に作者の解決策としてはベーシック・インカムを提案していた。結局仕事を辞めると踏み込めない多くの理由は安定的な収入だが、このシステムが導入されればやりたいと思う仕事ができるし、男女の差が出てしまう賃金もこれで解決することができる。
    個人的に様々な事例を挙げているところは長く感じてしまって、ブログがネットの記事を読んでも充分だなと思ってしまった。ただ、最後のベーシックインカム部分をもっと深掘りして欲しかった。

  • A couple days ago, a web article came up to a screen during my WFH reported that a study in somewhere foreign shows productivity increase by shifting 4 working days per week.
    Yes, that makes sense. Once accumulate my useless time of surfing internet during working hour, it may be 8 hours.
    I myself create and am stuck in my bullshitness, which can be easily eliminated.

    Bullshit job. Pointless work causes numerous influence to human life and mental, what influence it is, why it comes, the book shows.

    Pointlessness and bureaucracy, I find those in my job sometime. No, not sometime, very often. Rather always, this foggy feeling is far enough to distract my daily life, even though I do recognise I happily afford to maintain my life with the job.

    Nothing change in my job, but, it's a step forward to know it is an universally common issue that a person stands (whether actually or just feeling) in such hazy ground.

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