Otherwise Known as Sheila the Great
- Puffin Books (2007年4月5日発売)


- Amazon.co.jp ・洋書 (176ページ)
- / ISBN・EAN: 9780142408797
感想・レビュー・書評
-
YL: 4.0-4.5
26,519語詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
Fudge シリーズ #2
-
○あらすじ
ニューヨークに両親と姉と住んでいる小学校四年生のSheila。
夏休みを利用して、Tarrytownに遊びに行くことになります。
でも、滞在する家には、Sheilaの嫌いな犬がいて、
初めてできた親友は、犬が好きで水泳も大好き。
でも、犬嫌いなこと、泳げないこと、実は怖がりなことを誰にも知られたくない
彼女は、どうにかバレないように、様々な言い訳を考えるのですが…。
(あらすじは参考程度にお願いします。)
☆感想☆
Fudgeシリーズで、Peterのクラスメート&同じアパートの住人として登場する
Sheilaが主人公の作品。
Fudgeシリーズは、まだ一巻目しか読んでませんが、
Sheilaは、強がりで、自信家で、まるで自分が何でも知っていて、
できないことは何もないように振る舞う、嫌な女の子として登場します(苦笑
読み始めたのは良いものの、
あまりSheilaに感情移入ができずにいました…。
読んでいて、
途中Jacqueline Wilsonの作品を読んでいるような感覚に陥ったり・・・
実は、ものすごく怖がりで、ちょっと甘えん坊な部分もあるSheila…
なのに、皆の前では、それを隠そうと支離滅裂な言い訳を並べます。
読んでいて、呆れてしまいました;;
水泳の先生、Martyを気遣うところなど、良い所もあるんですけどね;
よく周りが呆れずに、面倒を見てくれると、
正直関心しながら読んでいました(爆
特に、親友になったMouse。
Sheilaが、自分の臆病な部分を隠すために
言い訳をしているのを知りながらも、それを責めたりせず、
「誰でも怖いものがあるんだから、認めるべきだ」と
諭したりして、根気強くSheilaと付き合う彼女は素敵でした。
とにかく、このどうしようもないSheilaが、どう変化していくのか、
(言いかえると、どんなパンチを食らうのかw)
それだけを楽しみに読み終えた感じですww
期待していた大きな変化はありませんでしたが、
読み終わってみると、彼女の印象は"not so bad"って感じでしょうか(爆
JudyBlumeの作品





