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- Amazon.co.jp ・洋書 (320ページ)
- / ISBN・EAN: 9780142426425
感想・レビュー・書評
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YL 6.5 55000語
主人公Alleyが文字が読めないことが、識字認識が難しいディスレクシアによるものだということを気づく教師ととの出会いで、彼女も彼女のまわりも、どんどん変わっていく。ダニエル先生の気づきが、悩んで自分を過小評価していAlley を変えていく過程が、細かくえがかれていて学びが多い。
こんな教師が増えて欲しいと思う。
ラストシーンがとてもいいのも魅力。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
ディスレクシアのために文字が読めず、学校で辛い思いをしていたAlly。ある日新しくやってきた教師Mr. DanielsはAllyの障害と、彼女が持っている才能に気づく。Mr. Danielsのはからいで少しずつ自信を取り戻していくAllyと、変わっていくクラスの雰囲気がとても良かった。日本語では学習障害だが、本書ではLearning difference(学び方の違い)と表現されているのもよかった。障害ではなく、違うだけ。
意地悪クイーンビーとその取り巻きはどの国どの世代でもあるあるだなあと思ったり、個性的なクラスメートにアメリカを感じたり。日本から来た子がいたが、名前がSukiというのはなんというか微妙に惜しい。(向こうからしたらなんでもいいんだろうけど)
ディスレクシアに限らず学校で孤立しているような子と、そんな子がクラスにいる教師に読んでほしい話。
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