The Old Woman Who Named Things

著者 :
  • Clarion Books
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感想 : 16
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  • Amazon.co.jp ・洋書 (32ページ)
  • / ISBN・EAN: 9780152021023

感想・レビュー・書評

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  • 紹介者 雫

    Mr. Putter & Tabbyシリーズ、他でも多読でお馴染みの作者の絵本です。大人になり、子供の読む物だと思っていた絵本で心揺さぶられました。

    紹介者の雫さんが多読をはじめたころ(なんと16年前)の感想を引っ張ってきてくださいました。

  • 歳を重ねて、友達が皆他界してしまったおばあさん。彼女は、自分より先に亡くなってしまうことのない、自分の家や車やベッドや椅子などに名前を付けています。でも先が長くないものには名前をつけません。ある日、おばあさんの家に野良犬がやってきました。食べ物をやると、毎日通ってくるようになりましたが、おばあさんは名前はつけませんでした。ところが、その犬は突然やってこなくなり、心配になったおばあさん。保健所に探しに行きます。そこで犬の名前を尋ねられたおばあさんは・・・。1222wd

  • ○あらすじ
    人里離れたところで一人暮らすおばあさん。
    名前を付けるのが大好きな彼女は、
    自分の周りにある色々な物に名前をつけています。
    でも、彼女が名付けるのは、自分より長生きするものだけ…
    いつか名前を呼ぶ友達もいなくなり、
    本当に一人になってしまうのが怖いからです。
    そんな彼女の元に現れた、一匹の子犬。
    その子犬が毎日エサをもらいに来るようになっても、
    おばあさんは決して名前をつけようとはしません。
    でも、ある日突然子犬が来なくなってしまって…。
    (あらすじは参考程度でお願いします。)

    ☆感想☆
    Cynthia Rylantさんの作品です。
    評判が良いので、知ってはいたんですが、
    地元の図書館になかったので、ずっと借りられずにいた絵本です;
    調べてみたら、他の図書館に蔵書されていたので、
    相互利用で借りてもらいました。

    子供の読む絵本じゃないですね(爆
    もうこれ以上、大事な友達を失いたくないと
    何よりも、一人になってしまうことを怖がる
    おばあさんの気持ちが切なかったです :*(

  • 切ない絵本。
    生きているものに愛情を注ぐことを恐れた老女が、一匹の犬に出会い名前をつける。それだけでも十分に感動。

  • 年を重ねたさびしさが、犬を飼うことでちょっとだけやわらぐ。しみじみ。

  • 大好きなCynthia Rylant さんの絵本。
    友達がみな亡くなってしまいひとりになってしまったおばあさんが、自分より長く存在するもの(家、椅子、ベッド、車)に名前をつけて暮らしています。
    そこに一匹の子犬が毎日現れるようになりますが。。
    愛するということは心を開くということ。
    涙がこぼれます。

  • YL1.5-2.3 語数1222w たった一人で暮らすおばあさん。身の回りにある自分より長生きしそうな物に名前を付けています。ある時から庭に一匹の子犬が来るようになり、毎日えさをあげるのですが、自分の方が先にいなくなると思うと、犬には名前をつけられないまま。
    いつしか犬は姿を見せなくなり…。

    とても薄くて文章も少ない絵本なのですが、イラストがとても柔らかで物にさえ表情があり、
    かみしめるように読みました。心が少し下向きの今、胸がしめつけられるようでした。
    日本語だと一人暮らしのお年寄りは、いわゆる「孤独な独居老人」だけれど、孤独と向き合う
    寂しさを日々感じているからこそ、子犬を探しに出かける姿に、人恋しさだけではない強さの
    ようなものを感じました。記憶に残る一冊になりそうです。大人にこそぜひ。

    邦題『名前をつけるおばあさん』


  • YL:1.7
    語数:1222

  • YL1.5-2.3 1500語

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