The Borrowers (Borrowers, 1)

  • Hmh Books for Young Readers
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本棚登録 : 66
感想 : 12
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  • Amazon.co.jp ・洋書 (186ページ)
  • / ISBN・EAN: 9780152047375

感想・レビュー・書評

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  • 「借り暮らしのアリエッティ」を見た後に読んだので、比べるなと言う方が無理だ。長くなるので一言だけ言えば、舞台を現代の日本に移しただけでなく、すっかりジブリ好みと言うか、宮崎好みに作り変えてある、と言う印象だ。それが上手くいったのかは、今のところ、見た人一人ひとりに考えてもらう他はない。

    しかし、このアニメには一点だけ困った所があった。それは、男の子と、アリエッティ或はアリエッティの家族との交渉が余り描かれていない、と言う点だ。その為、終わり近くでの男の子の台詞が了解不能になっている。

    原作であるこの作品では、その辺りの事が丁寧に描かれている。アリエッティが男の子に本を読んでやっているシーンは、この作品の中で最も心の休まる場面の一つだ。一方、男の子はアリエッティの両親の元に様々な物品を、文字通り「差し入れ」ている。物語の始めでは警戒していた両親たちも、次々にもたらされる家具調度の類に熱中してしまう。

    男の子の後先を考えない善意や、アリエッティ一家の熱中そのものが、物語を劇的な結末へと導いてしまうのだが、読者もそれを予感して、とてもハラハラする。

    最後に一種の「オチ」の様なものがあるのだが、忽然として姿をくらましたBorrowersの一家の行く末を見届けたい気がする。
    2012-0109

  • ザ・クラシック。設定がとてもいい。小人たちの工夫が愛おしい。ホミリーは古風な女性像、アリエッティは新たな女性像の象徴のように感じられた。

    ジブリの映画化は…色々残念。まぁ、タイトルが有名になったおかげで原作を手にする人が増えただろうからゆるしてあげる(笑)

  • Kindle版(英語)を購入。ジブリ映画「借りぐらしのアリエッティ」の原作。90年代にこの著書をベースにした映画がいくつか公開されている。とりあえず第1話から、文房具・家具・装飾のオンパレードで性癖ボルテージぐんぐん

  • ATOS Book Level: 5.3
    Word Count: 34792
    Lexile Level: 780L

  • 宮崎駿の「借りぐらしのアリエッティ」の原作らしい。語り口が絶妙で、作り話じゃなくって本当なのかも、って心をくすぐられる。
    Borrowersとあるが、全然借りてない。アイデアいっぱいの盗人ぐらしって感じかな。なぜかイソップ的な寓話の要素もにじみ出てるところが泥臭くて好き嫌いが分かれるかも。。
    小人たちは決して可愛らしい性格ではない。妙に俗っぽい。そんな小人たちに真っ正面から向き合っている少年がなんとも魅力的に感じた。

  • ジブリ新作の原作。井の中のBrambly Hedge人間版。空も見えない床下よりも外の世界の方がいいのが普通。

  • YL:6.1
    語数:33825

  • 「床下のこびとたち」

  • 英語で読んでみる。イメージ膨らませて映画を見てみたい。

  • 1950年代のイギリス。
    "Borrowers"とは、人間に見られるのを大変恐れながらも人家の床下に住み、人から生活用品を「借りて」暮らしている小人たちの事です。Borrowersのアリエッティは13歳、そろそろ「借りに行く」事が出来る年頃になりました。父親について実地訓練する事にしますが、その最中、9歳の人間の少年に姿を見られてしまいます。

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