Politics: A Very Short Introduction (Very Short Introductions)

著者 :
  • Oxford Univ Pr
3.50
  • (0)
  • (1)
  • (1)
  • (0)
  • (0)
本棚登録 : 14
感想 : 1
  • Amazon.co.jp ・本 (115ページ)
  • / ISBN・EAN: 8601404550904

作品紹介・あらすじ

In this provocative but balanced essay, Kenneth Minogue discusses the development of politics from the ancient world to the twentieth century. He prompts us to consider why political systems evolve, how politics offers both power and order in our society, whether democracy is always a good thing, and what future politics may have in the twenty-first century. ABOUT THE SERIES: The Very Short Introductions series from Oxford University Press contains hundreds of titles in almost every subject area. These pocket-sized books are the perfect way to get ahead in a new subject quickly. Our expert authors combine facts, analysis, perspective, new ideas, and enthusiasm to make interesting and challenging topics highly readable.

感想・レビュー・書評

並び替え
表示形式
表示件数
絞り込み
  • 全13章、最初は専制政治が支配者の気まぐれに左右されるため、政治学の領域に属さないことを述べ、ギリシアの市民と法、ローマの愛国心を指摘し、キリスト教によって個人の内面(良心)が成立し、蛮族から自由への愛を継承し、近代国家の成立を論じている。近代国家の分析方法については、国家における経済の領域の勃興を指摘し、国際関係における戦争と力の均衡を指摘している。政治の経験としては①どのように有権者が説得されるか、②政党の行動(保守と革新)をまとめ、③正義と民主主義の問題を論じている。政治の科学的な研究では、世論調査を論じている。そして、イデオロギーの問題を指摘し、最後に21世紀に政治が生き残れるかという問題を論じている。著者はマキャベリの著作にみえる「飢饉に施しをした男をローマ人が処刑した」という例を考察し、ローマ人はモラルよりも自由を重んじたことから出発し、人間は独立(independ)しているだけでなく、互いに依存(depend)する存在であることを指摘し、「弱者」にも光をあて、物資の分配がうまくいく「調和」のある社会の必要性を指摘する。この背景には「政治的モラル」が必要で、これが達成されたとき、政治はなくなるが、すべてが政治となると指摘している。全体に政治の歴史や政治学の観点をコンパクトにまとめてある好著である。

全1件中 1 - 1件を表示

KennethMinogueの作品

  • 話題の本に出会えて、蔵書管理を手軽にできる!ブクログのアプリ AppStoreからダウンロード GooglePlayで手に入れよう
ツイートする
×