Oxford Bookworms Library 4 Scarlet Letter 3rd
- Oxford University Press (Japan) Ltd. (2007年12月27日発売)


- Amazon.co.jp ・洋書 (88ページ)
- / ISBN・EAN: 9780194791830
感想・レビュー・書評
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YL3.8 語数15942 2023.5.8★YSK
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所蔵:2F 多読本 837.7/O93/4
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やさしい単語で書かれた『緋文字』です。
17世紀のニューイングランド、英国から厳格な規律を持ち込んだ
ピューリタンの社会が舞台です。
夫以外の子を出産したHester Prynneは罰として胸に姦通を表す
緋色のA(Adultery)の文字を着けて生きていかなければ
いけません。
後からやってくるはずだった夫が海で
亡くなったとされることから、
本来は処刑されるところを処刑台に3時間だけ晒し者にされます。
ところがHesterは亡くなったはずの夫を
処刑台の上から見つけてしまいます。
姦通の相手の名前を決して言わないHester、
年老いた夫はRoger Chillingworthと名を変えて
医師として町に居座り、姦通の相手を見つけ出し、
復讐することを誓います。
そして深い悩みを抱える若き牧師のArthur Dimmesdale。
7年の歳月が流れ、裁縫の腕前を買われ、
裕福な者には豪華な服を仕立て、
貧しい者には施しをするHesterは徐々に社会に受け入れられ、
娘のPearlは無邪気に成長しますが、
母の複雑な境遇に影響を受け、
やがてAの文字の意味を知りたがろうとします・・・
昔、翻訳を読んだことがあるので、あらすじは知っていましたが、
やさしい単語で書かれているのに
意味の取りづらい文章がありました。
復讐を誓った夫が知的な顔から醜く年老いていく様は
ぞっとしましたが、若い妻に裏切られ、憐れみを感じました。
金儲けを悪とし、禁欲的なピューリタニズムが
資本主義の発展に貢献したとマックス・ヴェーバーの
『プロテスタンティズムの倫理と資本主義の精神』にありましたが、
最初期のピューリタン社会では、魔女狩りが行われていたんですね。
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