Oxford Bookworms Library 4 Scarlet Letter 3rd

著者 :
  • Oxford University Press (Japan) Ltd.
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本棚登録 : 10
レビュー : 3
  • Amazon.co.jp ・洋書 (88ページ)
  • / ISBN・EAN: 9780194791830

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  • リトールド。原作は、N.Hawthorneの『緋文字』。厳格な規律に縛られた17世紀ボストンの清教徒社会。社会から隔絶されて生きる主人公と娘、身を焼く罪の意識と戦い、告白を勝利として果てた牧師、復讐心で生きた男。真相は闇の中だが読者としての真相を思いながら読みました。キリスト教社会で、「罪」の意味が現代とは違いますが、「罪」を感じる対象が神なのか、良心なのか。他のものか・・・。その違いはあるものの、人の内面はそれほど変わっていないように感じます。主人公の女性が耐えていくうちに、強さを備えていったことが救い。

  • やさしい単語で書かれた『緋文字』です。

    17世紀のニューイングランド、英国から厳格な規律を持ち込んだ
    ピューリタンの社会が舞台です。
    夫以外の子を出産したHester Prynneは罰として胸に姦通を表す
    緋色のA(Adultery)の文字を着けて生きていかなければ
    いけません。
    後からやってくるはずだった夫が海で
    亡くなったとされることから、
    本来は処刑されるところを処刑台に3時間だけ晒し者にされます。

    ところがHesterは亡くなったはずの夫を
    処刑台の上から見つけてしまいます。
    姦通の相手の名前を決して言わないHester、
    年老いた夫はRoger Chillingworthと名を変えて
    医師として町に居座り、姦通の相手を見つけ出し、
    復讐することを誓います。
    そして深い悩みを抱える若き牧師のArthur Dimmesdale。

    7年の歳月が流れ、裁縫の腕前を買われ、
    裕福な者には豪華な服を仕立て、
    貧しい者には施しをするHesterは徐々に社会に受け入れられ、
    娘のPearlは無邪気に成長しますが、
    母の複雑な境遇に影響を受け、
    やがてAの文字の意味を知りたがろうとします・・・

    昔、翻訳を読んだことがあるので、あらすじは知っていましたが、
    やさしい単語で書かれているのに
    意味の取りづらい文章がありました。
    復讐を誓った夫が知的な顔から醜く年老いていく様は
    ぞっとしましたが、若い妻に裏切られ、憐れみを感じました。

    金儲けを悪とし、禁欲的なピューリタニズムが
    資本主義の発展に貢献したとマックス・ヴェーバーの
    『プロテスタンティズムの倫理と資本主義の精神』にありましたが、
    最初期のピューリタン社会では、魔女狩りが行われていたんですね。

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  • ホーソーン、緋文字、日本語で一度読んでたから理解よく理解できた。
    なんかすごい、悲壮感を感じてしまう、子どもが何も知らないのに何か知っているようで。
    全部の内容だともっとそこらのシーンがあるけど、この量でもくるものがある。

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