- Amazon.co.jp ・洋書 (158ページ)
- / ISBN・EAN: 9780262014007
感想・レビュー・書評
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邦訳出版が決定したらしいですよ(by松井先生)。
ちなみに、Gilboaさんは松井先生の師匠らしいです。
しかも同い年。
早く出て欲しいなあ…。
合理的選択に関する啓蒙書みたいな感じらしいんだよなあ。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
Gilboaの意思決定論の入門書。極力数式を使わず、寓話や身近な事例を用いて説明している。非常にコンパクトな本だが、内容は結構高度。数学付録と練習問題の解答が出版社のHPからダウンロードできるが、特に数学付録はなかなかの優れもの。
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「Theory of Decision Under Uncertainty」と違い、数式は全く出てこず(正確に言うと、出版社のサイトから無料でダウンロードできる練習問題とその回答、そこには数式が出てくる。また数式はないが表やグラフは出てくる。)、また文章の方も、架空の登場人物間の会話により経済学的な概念が持つ問題を説明したりしており、専門書というよりは、一般向けの解説書に近いと感じた。
ただ文章は平易だが、使用されている用語や文章の構成は、ある程度経済学や意思決定理論に接していることを前提としているため、全くの素人向けに書かれた本とも言えないと思う。
多分、大学の1~2年くらい(?経済学部じゃないので良くわからない)のときに経済学やゲーム理論関係の講義で言葉は聞いたけれどいまいち理解した気にならなかった概念に対し、親しみを感じ、専門書でより深い理解を得ようという動機を与えるために書かれた本なのであろう。
ItzhakGilboaの作品





